Blizzard Entertainmentが6月2日にモバイル版、6月3日にPC版のサービスを開始した「ディアブロイモータル」がPay-to-Winだと海外で強い批判を受けている
アメリカの大手経済誌のフォーブスは、「結局、ディアブロイモータルは完全なPay-To-Win」という記事を掲載した。
Pay-to-Win、すなわち課金した者が圧倒的に有利になる仕組みを指す。
大手配信者のAsmongold氏は、課金した状態と無課金状態の比較映像を投稿。課金していると遥かに多くの報酬が得られるとしている。
フォーブスによると、「Pay-to-Win」になるのはメインストーリーをクリアした後、所謂エンドゲームからで、ストーリーを進めているうちは気にならないという。
ディアブロイモータルはサービス開始前からPay-to-Winが懸念されていたが、サービスが開始され実際にPay-to-Winであることがわかると、ユーザーからは落胆の声があがった。メタクリティックのユーザースコアは悲惨な状況だ。
ディアブロイモータルのエンドゲームにおいて、装備を完璧な状態にするには4万ドル~10万ドル(約500万円~1300万円)はかかるなどと言われている。これを無課金で達成しようとすると、10年はプレイし続けなければならないと計算されている。
一方で、ガチャやルートボックスのような確率型の商品はショップから排除されている。
BlizzardはおそらくPay-to-Winの仕組みを導入すればシリーズのファンから強い反発が出ることは予想していたはずだが、基本プレイ無料モバイルゲームの定めなのか、Pay-to-Winの課金要素を導入せずにはいられなかったようだ。
ディアブロイモータルのゲームシステム自体への評価はそれなりだが、Pay-to-Winとした判断が吉と出るか凶と出るか・・・。
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