「原神」海外で炎上!? 敵キャラの動きがアメリカ先住民を参考にして作られていると物議を醸す

オンラインRPG「原神」における描写が海外で議論を巻き起こし、「ボイコット原神(#boycottgenshin)」というハッシュタグまで作られる状況になっている

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発端となったのは下記のツイート。

原神の開発会社のmiHoYoを紹介する動画の中で、原神の敵キャラクター「ヒルチャール」のモーションを制作している画面に、アメリカ先住民が踊っている映像が映り込んでいたためだ。

ヒルチャールの動きをつける際に、アメリカ先住民のダンスを参考にしたと思われるが、これが海外で大きな議論を巻き起こすこととなった。

敵キャラクターとして登場しプレイヤーに殺されるヒルチャールは、知的でもなければ、文化的でもないと公式で説明されており、そういったキャラクターがアメリカ先住民を参考にして作られたことは問題があるという見方がされている。

アメリカ先住民の子孫だというTwitterユーザーは、「ヒルチャールのダンスを嘲笑している人がいた場合、それが自分達のダンスを参考にしている事実を知っている先住民達は酷く傷つくだろう」「アメリカ先住民が馬鹿にされているように感じられる。私たちの文化はmiHoYoが勝手に使っていいものではない。これは問題があるし、面白くもない、とても残念です。」と投稿している。

一方で、Redditには「#BoycottMihoYoはとてもばかげている」という反論のスレッドも作られており、活発な議論が交わされている。
反論としては、ヒルチャールは別の存在から操られているという設定があり、ダンスを参考にしているから先住民を嘲笑しているという非難は馬鹿げているという主張があるようだ。
また、現実とファンタジーを混同するべきではないという意見や、いわゆる「ソーシャルジャスティスウォーリアー」と呼ばれる人々による過剰反応だという声もある。

新マップ「稲妻」の実装が遅れている事に対する腹いせに叩いているだけだという意見もあるが真偽は不明である。

いくつかの海外メディアはこの件についてmiHoYoにコメントを求めている。


【追記】謎の幕引き

4月8日、発端となった投稿が削除され、投稿者のアカウントも消滅し、この件は収束の様相を呈している。

なぜアカウントごと消えたのかは不明だが、発端となった映像はbilibili動画に投稿されていたオリジナル映像の中でも確認されており、捏造だったわけではないようだ。

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