MMORPG「黒い砂漠」の開発元であるPearl Abyssは、9月に韓国取引所に上場するのに先駆け、IPOプレスカンファレンスを行った。
その中で、Pearl Abyssが4本の新作ゲームを開発していることが明らかになった
プレスカンファレンスの中で、同社の次回作について次のように言及された。
- 4本の新作ゲームを開発中
- 4本のゲーム全てが高いクオリティで競争力を備えている
- キーワードはMMORPG。オンラインゲーム。
- 自社製のゲームエンジンを使用
- 2つのタイトルは2018年後半に、残りの2つはそれぞれ2019年と2021年のリリースを目標
- 次回作からは、最初からPCとコンソールの同時オープンを考えている
- コンソールは全てのプラットフォームを考慮している
- 独自開発エンジンはXboxだけでなくPS4等の他のコンソールにも対応できる
新作ゲームの具体的な内容は明かされていないが、「黒い砂漠」1本だけで上場企業にまで成長したPearl Abyssは今後新たなゲームの開発にも手を出していく計画のようだ。
さらにこのプレスカンファレンスで、黒い砂漠の開発費が約12億円であることが明かされた。
韓国の大作MMORPGは30億円~50億円の範囲で開発されていることが多く、12億円というのは非常に少ない額であり、自社製のゲームエンジンのおかげで高い生産効率とコストの予測が可能になっているとのこと。
ちなみに他の大作MMORPGの開発費はサービス開始時点で、Star Wars The Old Republicが約200億円、Elder Scrolls Onlineは推定200億円弱、ファイナルファンタジーXIVは推定120億円、RIFTは約50億円、WoWは約70億円、BLESSが約60億円となっており、黒い砂漠はむしろ小~中規模のMMORPGと似たようなコストで制作された事になる。(※参考: 外部サイト)
「黒い砂漠」はサービスインから約2年、まだ中国サービスを開始する前の段階で累計アカウント数765万を達成したとのこと。
ソース: THIS IS GAME
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