「Tree of Savior」のIMCGAMES大炎上。「思想の自由」を侵害したとして社会問題に発展。企業側は謝罪

MMORPG「Tree of Savior」や「グラナド・エスパダ」の開発元であるIMCGAMESが社員に対して行った行為が社会問題に発展し、韓国で多数のメディアがこれを報じた。

tos_2018328.jpg


事の発端は、Tree of Saviorの原画家の一人が、フェミニスト団体のTwitterをフォローしてその投稿をリツイートしていた事だったという。

これを発見した一部のユーザーがIMCGAMES側に猛抗議をした結果、同社は原画家と面談を行い、その内容をTree of Saviorの公式ウェブサイト上で公表した。

IMCGAMESは「社会的分裂と憎悪を引き起こす反社会的な嫌悪論理については、積極的な防止と対応が必要であると考えており、これに関連し、ユーザーの抗議は謙虚に受け入れ、問題の根源を最大限に排除しなければならないと考えます。」と声明を発表していた。

しかし、IMCGAMESがユーザーの抗議を受けて原画家に取った処分がより大きな波紋を呼ぶことになる。

IMCGAMES側が原画家に「なぜフェミニスト団体のアカウントをフォローしていたのか?」などと質問をし、原画家に謝罪をさせた上でフェミニスト団体のTwitterアカウントをブロックさせた事等が公になると、韓国の各人権団体や全国民主労働組合総連盟、ゲーム開発者組合などは、IMCGAMESが個人の思想の自由や労働権を侵害しているとして一斉にこれを糾弾した。

また、IMCGAMESの一件はゲームメディアはもちろん、韓国の一般紙でも報道されるなど大きく問題視され、韓国の大統領府に対して「ゲーム業界で起こっている性差別的な、思想の検閲行為を調査してほしい」という請願も行なわれたという。

韓国労働組合の中央組織である全国民主労働組合総連盟は、「IMCGAMESは女性労働者のフェミニズム思想の検閲と転向の強要を中止せよ。」との声明を発表した。

IMCGAMESは3月27日に公式サイトに謝罪文を掲載し、「社会の肯定的価値を阻害するすべての行動に反対する」と立場を明らかにした。

韓国社会ではここ数年、ネットを中心に反フェミニズム運動が活発化しているようで、IMCGAMESの対応でもそれが浮き彫りになった形だ。

IMCGAMES代表のキム・ハッキュ氏のTwitterは、この騒動の後にアカウントごと削除されている。

ソース: inven, 京郷新聞, ソウル新聞

コメント

PR
タイトルとURLをコピーしました