「Tree of Savior」 インターナショナル版アーリーアクセス 批判殺到で販売延期。投票で今後を決めることに

MMORPG「Tree of Savior」のインターナショナル版(英語版)のアーリーアクセスが3月22日より開始される予定だったが、コミュニティの反発と懸念を受けて、早期アクセス権の販売が延期されることになった。

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当初の予定では、6月19日に開始されるインターナショナル版のオープンベータテストに3ヶ月先駆け、約50ドルのデジタルパッケージの購入者は3月22日より「ファウンダーズ サーバー」にログインすることが可能となっていた。

しかし、この販売方式や3ヶ月という先行期間、価格など様々な部分でコミュニティの反発を招いたようで、これを受けて開発元のIMCGAMESは、「プレイヤーによる投票」によってTree of Saviorのインターナショナル版の今後を決定すると発表した。

プランは3つあり、公式サイトのフォーラムでは、どのプランが良いか投票を受け付けているようだ。

  • 先行アクセス期間を最長1週間にする
  • 先行アクセス期間を最長1ヶ月にする
  • 先行アクセス期間を3ヶ月にする(従来のまま)

いずれのプランでも3種類のデジタルパッケージが販売される。
現時点では、「最長でも1ヶ月の先行ログイン期間にする」という案が最も得票を集めている。

オープンベータテストの開始時期が6月で変わらないのであれば、仮に1ヶ月の案が採用された場合は、インターナショナル版のアーリーアクセスは5月頃に始まると予想される。詳細は投票が締め切られた後に告知されると思われる。

【追記】
3月29日よりアーリーアクセス、4月28日より正式サービスの開始が決定。

「Tree of Savior」 英語版 早期アクセス期間1ヶ月で決着。4月28日から正式サービス

当初の予定で3ヶ月間という先行期間を設定した理由についてIMCGAMESは、もし最初から無料開放あるいは低価格で提供してしまうと、インターナショナル版をSteamでリリースするにあたって、IMCGAMESがこれまで経験したことのないような膨大な人数のプレイヤーが押し寄せることになり、サーバーに未知の問題が発生するなどして安定したサービスが困難になる可能性や、ログインの順番待ちが発生してプレイヤーに不快な思いをさせる可能性があったためだとしている。
また、既に韓国サーバーで問題となっているBOTが一気に押し寄せることも心配した結果だったとのこと。

そして最も現実的な選択肢として有料のアーリーアクセス権を販売するという結論に至ったが、3ヶ月という先行期間は長すぎて、プレイヤー間の格差がコミュニティの分断を引き起こす可能性を考えていなかったと釈明した。

コミュニティからのフィードバックをもとに、当初の計画を再考する機会を設け、今回の「投票」によって先行期間の長さを決めることになったようだ。

当初は3月16日よりデジタルパッケージの販売を開始する予定だった

ソース: Tree of Savior 公式サイト

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