MMORPG「Tree of Savior」の韓国サーバーで、初めて最大レベルの280を達成したプレイヤーがサービス開始後1ヶ月半で現れた。

ここ数年のMMORPGはレベリングが容易く、コアゲーマーであれば1~2週間もあればカンストしてしまうことがほとんどだが、現在レベルキャップが280の「Tree of Savior」は、そう簡単にカンストできるゲームではなかったようだ。
韓国サーバーでは12月17日のオープンβテスト開始後、約1ヶ月半で全サーバーで初めてレベル280が達成されたという。
ウォーロックを育てているこのプレイヤーは、1月末に始まった経験値獲得量アップのイベントに加え、最近のアップデートでパーティ経験値ボーナスが大幅に上昇したのにあわせてレベル265あたりから一気にレベル280まで数日かけてレベリングをしたとのこと。
1月28日のアップデートでは、一般的なパーティの場合、異なる職業のキャラクターがパーティを構成すると最大400%、さらに自動マッチングシステムを使うと最大600%も経験値がボーナスで提供される上方修正が行われたようである。
アグトゥアラという名前のこのプレイヤーは大学生で、ちょうど旧正月の連休中だったので全サーバーで最初のカンストを達成できたとしており、もしレベルキャップが290だったら他の人が先に達成していただろうと語っている。
また、Tree of Saviorのことはオープンベータテストまで全く知らなかったようで、掲示板に投稿された動画を見て、ウォーロックがソロとパーティプレイが両立していると思って選択したと話している。
彼のクラスツリーは、ウィザード・パイロマンサー・リンカー・パイロマンサー(2)・リンカー(2)・パイロマンサー(3)・ウォーロックだが、リンカーの2サークルの代わりにソーマタージュにしていたらどうだったのかと少し後悔しているとのこと。
レベル277で7ランクのクラスレベル15になったとのこと。現時点では8ランクのクラスは実装されていない。
なお、レベル280を達成しても特別なメッセージが流れることはなかったようだ。
Tree of Saviorの韓国サービスはオープンベータテスト以降、毎日のように臨時・緊急メンテナンスが行われていたため、もし緊急メンテナンスが全てなければもっと早くレベル280を達成していたのかもしれないし、アップデートやイベントによって獲得経験値が大幅に増えているようで、もしOBT時点の仕様ではなく現仕様+イベント経験値が最初からあったなら間違いなく最速カンストに1ヶ月半はかからなかっただろう。
初のカンストを達成したアグトゥアラはTree of Saviorに望むことを聞かれ、「最近は開発会社が熱心にパッチを当ててくれていますが、まだユーザーを満足させるには遠いと思います。修正しなければならないバグが山盛りです。毎週のパッチでは課金アイテムばかり追加するので、思い入れがないプレイヤーはすぐに辞めていきましたよ。レベル240になった次の日に引退してる人を多く見たので残念です。」と答えている。
ソース: inven
2月18日には次のコンテンツアップデートが予定されており、レベル240以上のプレイヤーが利用できるデイリーミッションや、ギルド用のレイドイベントなどが含まれる「ギルドイベント」システム、さらにレベル280の高難易度インスタンスダンジョン「大地の塔」が実装される予定となっている。
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