「World of Warcraft」 敵対勢力のプレイヤーとパーティが組めるようになる歴史的なアップデートが実施

Blizzard Entertainmentは6月1日、MMORPG「World of Warcraft」のパッチ9.2.5アップデートを実施した。

パッチ9.2.5アップデートにより、World of Warcraftの2つの勢力AllianceとHordeのプレイヤーが一部のインスタンスコンテンツを一緒にプレイすることが可能となった。

2004年のサービス開始以来、World of Warcraftでは敵対勢力のプレイヤーとパーティを組んでダンジョンやレイドを攻略することはできなかった。2019年のBlizzConでこれについてディレクターが問われた際、「AllianceとHordeに分かれているのはWoWを形作る柱になっている」と説明した。

このアップデートを導入した理由についてディレクターのIon Hozzikostas氏は、「勢力のアイデンティティを維持することが重要な理由はたくさんありますが、最終的にはWorld of WarcraftのようなMMORPGは、いつでもどこでも好きな時に友達と遊べるべきです。」と説明している。

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