MMORPG/RTS「Kingdom Under Fire II」(キングダムアンダーファイア2)の開発会社、BlueSideのCEOへのインタビューで、日本サービスはまだ提供予定であることが明らかになった
Kingdom Under Fire IIは2008年に発表されたオンラインゲームで、当初の予定では2014年に日本等でサービスを開始する予定だったが、依然としてサービス開始には至っていないどころかベータテストも行われていない。
もともとMO形式だったものが、MMOになり、ここ数年でもゲームの大幅な改変が行われているようだ。
一方で、中国においては既にベータテストを実施しており、まもなくオープンベータテストが行われる予定となっている。
インタビューを受けたCEOによると、キングダムアンダーファイア2はまず中国で最初にサービスを開始し、その後台湾サービスのベータテストが開始される予定だという。台湾では12月に1度CBTが行われている。
さらに、2017年夏にはロシアでCBTが、秋にはロシアのオープンベータテストを予定しているとのこと。
そして、ロシアサービスが開始された後に、北米・ヨーロッパ・韓国・日本とその他の地域のサービスに注力することになるという。
なお、北米とヨーロッパではPS4版とPC版が同時にリリースされる予定。
開発期間が長いことから、既に7800万ドル(約88億円)もの開発コストがかかっているようで、これは韓国のオンラインゲームの中で最も高額だという。
Kingdom Under Fire IIに使用されているエンジンは、Bluside自社製のものだが、最新版の「BlueSide 3.0」では同一画面上に最大6万体のユニットを表示できるという。
PS4版のロンチ時にこの新しいゲームエンジンが使用されたものが公開されるようで、以降でPC版のゲームエンジンもアップグレードされるという。
6万体のユニットを同一画面に生成できるゲームエンジンは他にないという。
また、ユニットを1万体表示した時のデータ流量は、当初は100KB/sもあったが、中国サービスにあたってこれが問題となり、3年かけて11KB/sまで減少させることに成功したとのこと。
BlueSideはKingdom Under Fire IIのVR版も開発しているようで、5月~6月頃にデモ版をリリースできるという。
ゲームのコンテンツに関しては、現在開発チームがエンドゲームコンテンツを作っているようで、複数の段階に分かれ、クリアに3ヶ月ほどかかるレイドなども存在するとのこと。
BlueSideは4~5ヶ月ごとに新しいクラスのキャラクターを追加していく予定だという。
ソース: Goha.ru
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