ゲームのコントローラーで本物の車はどこまで運転できるのか?日産とプロレーサーが検証

日産がプレイステーションのコントローラーで本物のGT-Rを高い速度域で走らせるという実験を行った

レーシングゲームをゲームパッドで遊ぶという人もそれなりにいるはずだが、果たしてゲームのように本物の車は運転できるのか。そんな実験に日産が本気で取り組んだ。

イギリスのシルバーストーンサーキットを貸し切り、PS4のコントローラで操縦できるように改造したGT-Rを用意。
日産ワークスのプロレーシングドライバー、ヤン・マーデンボロー選手がヘリコプターからサーキット上の車をPS4のコントローラーで操縦し、最高200km/h近い速度での走行に挑戦した。

なお、マーデンボロー選手にはオンボードのカメラ映像は見えておらず、ヘリコプターから直接サーキットを走っているGT-Rを見て運転しているという。

その映像がこちら。

メイキング映像では今回の車の仕組み等が語られているが、コントローラーで操縦したマーデンボロー選手によると、非常に楽しかったが奇妙な感じだったという。また、L2R2トリガーだとかなり直線的にアクセルやブレーキがかかってしまうため、本物のペタルのようにはいかず難しかったとのこと。先述のようにマーデンボロー選手にはオンボードカメラは見えていないため、ヘリコプターが車を追い越しそうになりGT-Rが見えなくなってしまった事もあったようだ。

▼メイキング&解説

今回マーデンボロー選手がPS4コントローラーで記録した1分17秒47は、日産フェアレディZ Z34でシルバーストーンを普通に運転した時のタイムに匹敵するとのこと。

コメント

PR
タイトルとURLをコピーしました