スマホMMORPG『黒い砂漠 モバイル』2018年にグローバルサービス。「既存スマホゲーの陳腐なシステムから脱皮を」

Pearl Abyssは、スマートフォン向けMMORPG「黒い砂漠 モバイル」の韓国サービスを2018年1月に、グローバルサービスを2018年内に開始すると発表した

▼黒い砂漠 モバイル トレーラー

「黒い砂漠 モバイル」は、PCのMMORPG「黒い砂漠」をベースにしたモバイルMMORPG。

オープンフィールドでの狩り、占領戦、ワールドボス、ギルド、討伐任務、生活コンテンツなどが楽しめる他、スマートフォンゲームならではの要素も取り入れているとのこと。

Pearl Abyssのジョ・ヨンミンプロデューサーは、「黒い砂漠モバイルにはSR、星5、超越といった要素は入れない予定であり、便利で型破りな成長システムを考えた」と述べている。

また、「既存のモバイルゲームの陳腐なシステムから脱皮しようと努力しており、型を破った成長システムで真のMMORPGを感じられるように最善を尽くしたい」と語っている。

▼デモプレイの様子

黒い砂漠 モバイル 質疑応答のまとめ

  • PCの黒い砂漠とのゲームコンテンツでの連動は考えていない
  • オークションシステムはモバイルプラットフォームにあわせて自動入札などの機能が追加される予定
  • PCと同じく個人の取引は不可能にし、取引所を介した市場経済を構築する
  • PCの黒い砂漠で実装されている便利アイテムは検討しながら追加している。これらのアイテムをパッケージ販売するかについては悩んでいる
  • 最近のスマートフォンゲームは「無課金プレイヤーは不利に感じ、課金者は高額な課金をしたのに大して得がない」というケースも増えており、黒い砂漠ではこのような事がないように準備している
  • 自動戦闘システムやバックグランドでのプレイなど、疲れずに長時間ゲームをできるようにもしている
  • 今後さらに古いスマートフォンもサポートする予定
  • PC版の膨大なマップとコンテンツはモバイル版に全て入れることはできなかった
  • PC版とモバイル版では提供する楽しさの種類が異なる
  • モバイル版を開発しながら培った最新の技術とサウンドリマスタリングなどは今後PC側にもっと良い形で適用される
  • PCの黒い砂漠を韓国以外の地域でリリースした際にはそれぞれの国に合ったチューニングをしていたが、今はほぼワンビルドに固定されている状態
  • 黒い砂漠モバイルは基本的にはワンビルドを基調に進めるが、特定の国で必ず修正しなければならない点がある場合は考慮する
  • 貿易はコンテンツから省いた状態。PC版のように各地を巡る形にはならない。貿易馬車を護衛するようなシステムで実装するか考えている
  • 馬はフィールドでロープを使って捕獲できる。厩舎で交配して上位の馬を獲得できるのは同じ
  • PCの黒い砂漠よりも馬関連のコンテンツは少し簡単になっている
  • 1つのフィールドでは30~40人は同時にプレイしても問題なかった。最小は30人程度。サーバーの限界まで追い込むテストを続けている状況
  • 黒い砂漠モバイルのRvRはサーバーごとに特定の地域を複数のギルドで競い合う争奪戦になる
  • 拠点戦、占領戦をモバイル版ならではの特徴的な形式で行う
  • サービス開始時はカルフェオン地域まで実装する予定
  • メディア地域と他の3種類のクラスも予めアップデートを用意した状態。今後じわじわと提供する予定
  • 黒い砂漠モバイルの開発期間は約2年、開発スタッフは50人規模
  • ゲームエンジンはPC版と同じく自社製エンジン
  • ネットワークサーバーの専門会社を買収して技術的に一歩進んだ
  • 韓国サービスを2018年1月に開始。直前にCBTを実施。グローバルサービスは2018年に。

ソース: inven, その2

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