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マイクロソフト、高性能版Xbox One? 新型ゲーム機「Project Scorpio」を2017年末に発売

マイクロソフトは、「最も高性能な家庭用ゲーム機」を謳う、家庭用ゲーム機『Project Scorpio』(プロジェクト・スコルピオ)を2017年ホリデーシーズンの発売に向けて開発中であることを明らかにした。

開発コードネーム「Project Scorpio」はXbox Oneと互換性を持ち、4KゲーミングとVRゲームに対応する。

浮動小数点数演算性能は6TFLOPsで、これは現在のハイエンドゲーミングPC並の処理性能となる。現行のXbox OneのGPUが1.31TFLOPsであるため、単純に4倍以上の性能を持つことになる。
Xbox Oneの全てのゲームは「Project Scorpio」でプレイ可能となる。

Scorpioは新型ゲーム機というよりも、4KとVR対応の高性能版Xbox Oneという考え方のほうが正しいが、Xbox Oneの発売から4年での登場となる。

XboxとWindows 10をプラットフォームとするマイクロソフト

マイクロソフトのゲーム戦略はここに来て転換点を迎えた。
ファーストパーティタイトルをWindows 10にもリリースするのは、「コンソールXbox」ではなく「プラットフォームXbox」を強調していると言えるだろう。

今後、マイクロソフトのファーストパーティタイトルのほとんどが「Xbox OneとWindows 10独占」で発売される。
ギアーズ・オブ・ウォー4やHalo Wars 2、スケールバウンド、Forza Horizon 3などもXbox OneとWindows 10向けに発売予定となっている。

マイクロソフトは、Windows 10の普及を押し進めているのは明らかで、これにはOSの開発メーカーとしてもゲームメーカーとしても多くのメリットが存在する。

マイクロソフトがファーストパーティタイトルをSteam等の別のPCゲーム販売プラットフォームにも提供するのかどうかだが、現状では例えWindows 10でなければ動かない仕様にするとしても考えにくい。
特に、ゲームを1回買えばXbox OneとWindows 10の両方でプレイできるという仕組みを導入することになっているのでなおさらだ。

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