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マクラーレンF1チームとロジテック、eスポーツ大会開催を発表。勝者には本物のF1マシン開発協力を依頼

イギリスのF1チーム及び自動車メーカー・マクラーレンとスイスのコンピュータ周辺機器メーカーのロジテックは、レーシングゲームの大会「World Fastest Gamer」を開催すると発表した。優勝者にはF1マシンのシミュレータードライバーの仕事を契約できる権利が与えられる。

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eスポーツ大会シリーズ「ワールド・ファステスト・ゲーマー」は、複数の異なるプラットフォーム上のレーシングゲームで行われ、一つのゲームだけではなく複数の種類のレーシングゲームで競い合い、最終的にファイナリスト10人が決定するという。

ファイナリストはマクラーレンのファクトリーに招かれ、優勝決定戦が行われる。

優勝者にはマクラーレンのシミュレータードライバーとして1年間の契約が与えられ、F1マシンの開発に携わることができるという。

これまで、日産自動車がプレイステーションのグランツーリスモと協力してレーシングドライバーを育成するGTアカデミーというものが存在していたが、レーシングゲーム大会の勝者にF1のシミュレータードライバーの権利を与えるという試みは初。

レーシングカーのシミュレーターは選手が練習に使うだけでなく、マシン開発において新しいパーツがドライビングに与える影響を検証する目的でも重要だが、現代のリアルレーシングゲームは本物のシミュレーターにかなり近いレベルの再現が出来ているものもあり、レーシングゲームで速い人はシミュレーターでも力を発揮できる可能性が高く、人材を発掘するという狙いがあるようだ。

実際、日産とプレイステーションのGTアカデミー出身のルーカス・オルドネスやヤン・マーデンボローは現実のトップカテゴリのレースでも活躍している。

▼F1マシンのシミュレーター
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▼ロジテックGのステアリングホイールが使われる?
Logicool ロジクール G29 ドライビングフォース LPRC-15000

ソース: McLaren

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