中国ナンバー2ゲーム企業の「NetEase(網易)」は、新作MMORPG「DRAGON BLADE」(中国名:龙剑)を発表した。敵をターゲットしない戦闘方式と高い品質のグラフィックスが売りとなっている。

これまで「Game-X」と呼ばれてきたタイトルで、ついに正式名称が明かされた。
詳細は以下
■ティザームービー
公開されたばかりだが、ティザームービーでは実際のゲームプレイ映像が使われている。
戦闘方式はノンターゲティングで、360度全方向を意識した戦闘アクションと移動が特徴的。
特定のモンスターには頭、左側、右側、胸、背中といった部位が6種類設定されており、部位攻撃で効果的なダメージが与えられるように開発が進んでいるとのこと。
また、プレイヤーの武器の種類、敵との距離、ダメージの量によって敵をスタン、ノックバック、ノックダウンさせるといったエフェクトが変化するとのこと。
■グラフィックスのコンセプトムービー
NetEaseは自社開発のゲームエンジン”Next-B”を使用しており、グラフィックスに関してかなり自信を持っているようで、グラフィックスにスポットライトを当てたムービーも公開された。
プレイヤーよりも遥かに巨大なボスモンスターのコンセプトアート。
プレイヤーはボスモンスターの体を登って討伐することになるようだ。
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オープンPvP(PK), 攻城戦, PvPアリーナといった対人コンテンツも存在するようだ。
■中国ではBlade & Soulと激突か
MMORPG「World of Warcraft」の中国における独占ライセンスを所有している他、MMORPG「TERA」のライセンスも獲得したNetEase。
ライバル企業のTencentがBlade & Soulの中国サービスを夏~秋頃に予定しており、それに合わせるようにしてこの「DRAGON BLADE」をぶつけてくる可能性が高いと言えるだろう。
しかし、ゲームの内容的にTERAと競合してしまいそうだが、TERAを定額制か従量課金制にし、DRAGON BLADEを基本プレイ無料のアイテム課金制にしてサービスインの時期もずらすことで住み分けを図ってくると思われる。
情報元:网易“GAME-X”定名《龙剑》 官方概念视频发布
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