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大手メーカーのスマホゲーム事業 軒並み減益

2019年3月期の決算が各社から発表され、多くのメーカーでスマートフォンゲーム事業の減益が確認された。

例外としてガンホーは増収増益となっているものの、スクウェア・エニックス、コロプラ、サイゲームス、セガ、グリー、DeNAといった大手ゲームメーカーはモバイルゲーム部門で予想を下回る結果となった。

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▼サイゲームスの営業利益は2015年の水準まで減少
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また、スクウェア・エニックスは決算短信の中で次のように報告した。

スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、前期にサービスを開始したタイトルの多くが当社の想定を下回り、既存有力タイトルの売上高に上乗せをするに至りませんでした。

今年1月にはモバイルゲームメーカーのエイタロウソフトが破産するなどしており、モバイルゲーム市場が飽和状態にある中で競争が激化し、数ヶ月でサービスを終了するタイトルも目立つようになっており、明暗分かれる状況だ。

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