複数のメーカーがグラフィックボードの値上げを実施。半導体不足や部品の調達コスト増加で

複数のPCパーツメーカーがグラフィックボード(ビデオカード)の希望小売価格引き上げを行った

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海外メディアによるとASUS、ZOTAC、EVGAといったメーカーが1月に入ってグラフィックボードの値上げを行ったという

ZOTACは
RTX 3060 Tiを440ドルから530ドルに
RTX 3070を540ドルから620ドルに
RTX 3080を750ドルから840ドルに
RTX 3090を1550ドルから1900ドルに

それぞれ値上げした(1月13日時点)

主に半導体不足とアメリカの関税が値上げの原因となっているようだ。

PCやゲーム機、さらには5G関連機器への需要が増加したことで半導体の製造が追いついていない。自動車メーカーも減産をせざるをえない状況で、他の業種も影響を受けている。

特にGPUについては、2020年末にかけてビットコイン等の暗号通貨の価格が急騰したことを受けて、マイニング需要が再び増加し、コストパフォーマンスに優れた最新のグラフィックボードが買い占められており、余計に需要が増加してしまっている。

また、アメリカではPC用ハードウェア等の関税が25%引き上げられており、この影響も少なからず出ているようだ。

日本国内でもアメリカほどではないが平均市場価格が上昇しているようだが、それ以前にほとんどの店舗でRTX 3000シリーズのグラフィックボードは品切れ・品薄となっている。

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