2019年6月25日、韓国において、「代理ゲーム処罰法」が正式に施行された。
25日に韓国で正式に施行された、「代理ゲーム処罰法」は、利益を目的としたゲームの代行行為を法的に処罰するというもの。
2017年に発案され、2018年に国会で可決された。
対価を得て、他人のアカウントのキャラクターのレベル上げや強化を代わりに行う育成代行や、他人のアカウントのランクを上げる行為といったものが罰則の対象になるという。
さらに、チーム対戦型のゲームにおいて、依頼者と一緒にゲームをプレイをする「デュオ行為」も罰則の対象になる模様。
なお、利益目的ではないものは罰則の対象にはならない。
また当局は、代理ゲーム処罰法の施行に伴ってゲーム代行業者の広告を遮断する方針だという。
捜査の判断基準として
- 関連事業者が承認していない
- ゲームのスコア・成果等を代わりに獲得している
- 用役の斡旋と提供を業としている
- 正常な運営を妨害する行為
の4つとなっている
ゲーム代行は、League of Legendsやオーバーウォッチ等いくつかのオンラインゲームの対戦で深刻な問題となったようで、代行を利用したプレイヤーの実力とランクが合わず、マッチングのバランスが崩れ、通常の利用者のゲームプレイの妨げになるなどした。
また、育成代行にBOTやチートツールを使うといったことも他のプレイヤーの通常のゲームプレイを妨げる原因になっている。
事業者は、ゲームのログやIP、勝率の変化などを監視し、疑わしいものは捜査機関に捜査を依頼する予定だという。
ソース: GameMeca
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