NCSOFTのTeam Bloodlust開発のMMORPG「Blade & Soul」の韓国正式サービス開始から1年が経過したが、日本サービスに関しては依然として音沙汰なしの状態だ。 日本サービスは2014年開始
Blade & Soulってどうなっちゃったの?という人のために、これまでのおおまかな流れをご紹介する。
これまでのBlade & Soul
2006年
「Project M」という開発コードネームで企画がスタート
2008年
E3 2008で映像が初公開
同年7月、タイトルが「Blade & Soul」になることが発表される
2009年、2010年
韓国のゲーム見本市G-STARでトレーラー公開
2011年4月27日~5月1日
韓国第1次クローズドβテスト
2011年8月29日~9月10日
韓国第2次クローズドβテスト
2012年5月9日~5月22日
韓国第3次クローズドβテスト
2012年6月21日
韓国オープンベータテスト開始
レベルキャップ36 最大同時接続数 29万を記録 シェア1位獲得
▼オープンベータトレーラー
2012年6月30日
韓国正式サービス開始 月額課金制
2012年7月13日
「水月平原」アップデート実施。レベルキャップ45に。
インスタンスダンジョンのボス「砲火蘭」が人気
2012年8月16日
中国αテスト実施
2012年8月29日
イージーパーティ実装 6人でもダンジョン攻略可能なイージーモード
2012年9月12日
インスタンスダンジョン「Bloody Shark Harbor(血の鮫港)」実装
2012年9月13日
Blade & Soul の北米・ヨーロッパサービスが決定
2012年9月28日
7大アップデート「7 WAVES」情報公開
2012年10月17日
最大24人参加可能なインスタンスダンジョン「嵐の海蛇補給基地」実装
(新規インスタンスダンジョンというより、既存の海蛇補給基地を24人でプレイできるようにしたもの)
2012年10月31日
ソロダンジョン「武神の塔」実装
1階ごとに登場するボスを倒して進んでいく方式
2012年11月7日
新職業「リン剣士」実装
従来の剣士と異なりガードができないが、敵を掴み上げる吸功などが使える
▼リン剣士トレーラー
2012年12月5日
中国クローズドテスト実施
2012年12月5日
インスタンスダンジョン「闇の血の鮫港」実装
2012年12月26日
インスタンスダンジョン「螺旋の迷宮」「氷倉庫」「武神の塔 8階」実装
2013年1月9日
PvPアリーナ「比武」実装 1対1、3対3の対戦が可能
2013年4月3日
男性キャラ専用アバター「エンジェル」登場
詳しくはこちら
2013年4月16日
Blade & Soul 北米・ヨーロッパサービスが2014年に予定されていることが判明
2013年4月17日
大型アップデートに向け”Wake Up Your Soul”アップデート実施
レベルキャップから新たに上昇する「魔道神功」レベルなど
2013年4月30日
中国サービスは基本プレイ無料+アイテム課金制と発表
正確にはアイテム課金または月額料金を払う2種類の方式
2013年5月1日
「パーティ 2.0」システム実装 パーティメンバーの基本人数が4人から6人に
2013年5月7日
中国クローズドベータテスト実施
▼中国CBTトレーラー
2013年5月29日
韓国サービス初のサーバー統合を実施
2013年6月26日
白青山脈アップデート実施 レベルキャップ50に。 新UI、「アイテム2.0」「スキル2.0」などの大改変。
▼レベル45以降でプレイヤーが訪れる「白青山脈」エリア
▼主人公を苦しめ続けた宿敵「ジン」(秦義絶)との戦いも決着へ・・・?
2013年7月31日
新規インスタンスダンジョン「嘆きの雪獄宮」、サーバー間パーティマッチング実装
▼新規インスタンスダンジョン「嘆きの雪獄宮」
ファン作成の1周年記念動画?
▼未だに蔓延るダンジョンBOT
6月末に実施された白青山脈アップデートで、Blade & Soulはバージョン「2.0」を迎えた。
このアップデートはクラスバランスや様々なシステムに大きな影響を与えており、プレイヤーの間では賛否両論となっている。スキルツリーも完全に別物と言える程変更された。
全体を見渡すと、インスタンスダンジョンとパーティプレイに関するアップデートや調整が目立っている。
これは、Blade & Soulのコアコンテンツがインスタンスダンジョンにあるためだ。Blade & SoulはほとんどMOに近いようなインスタンスダンジョンの多さを誇っている。
しかし、TERAがすでに経験したように、ある程度のアクション性があり、操作が忙しいゲームにおけるインスタンスダンジョンでのパーティプレイは、プレイヤーにとってかなりの負担となっているのは明らかで、パーティメンバーの基本人数を4人から6人にしたり、ダンジョンで死んでも数回復活できるハートシステムなど、負荷軽減の措置が講じられている。
また、インスタンスダンジョンに気軽に参加できないという問題もこれまでの多くのMMORPGと同じ状況だ。
これを解決するためのパーティマッチングシステムが2013年の7月末に実装され、サーバーを超えてパーティを組むことができるようになるが・・・
現在、Blade & SoulはAionとほぼ横並びの人気で、1年前に20%以上あったシェアは3.7%まで落ち込んでいる。それでもMMORPGではAionに次ぐ2位だ。しかし当初の予測よりも遥かに低い数字であることは間違いないだろう。NCSOFTはとにかく中国サービスを成功させることが第一の目標となっているが、韓国においても地に足がついていないと言わざるを得ない。
【11/28 追記】
2013年10月29日
中国クローズドβテスト(データ引き継ぎあり)開始
2013年11月28日
中国オープンβテスト開始
【2014年2/4 追記】
NC JAPAN 「Blade & Soul」のティザーイメージ公開
日本サービスは2014年にサービスインするとみられている
これ以降の沿革は更新しませんのでご了承ください
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