8月27日から8月30日までMMORPG「Darkfall Unholy Wars」のテクニカルテストが日韓合同で実施されるが、珍しいことに韓国のメディアのinvenがDarkfall Unholy Warsの日本運営であるエムゲームジャパンにインタビューを行っているので要約してご紹介。
■Darkfall Unholy Warsに関して
- マップとマップの間のロードのない完全なシームレスワールドで行われる無限のPvPゲーム
- 既存のMMORPGとは異なり、レベリングクエストがなく、優れた自由度によってプレイヤーが必要に応じてゲームの中の新しい世界を創造することができる
- 自由度が高すぎて自分の方向性を決定していないユーザーは適応するのにはかなり時間がかかるゲーム
■カジュアルゲームが好まれる日本でもDarkfallへの期待が高い理由
- 現在主流であるゲームへの反発心理のようなものが作用している
- 日本のユーザーは好みのジャンルの幅が広い
- 日本のコアユーザーが可愛いゲームやちまちましたゲームではなくハードコアなヨーロッパ産のMMORPGに興味を持つ時期かもしれない
■実際の日本での反応
- 全てが運営の予想を上回っている
- 5月末にティザーサイトをオープンしてから現在までに10万人程度のユーザーが訪問をした
- 8月27日から予定しているテクニカルテストには開始1時間で1000人を超える応募があった
- FF14のOBTやロンチとテストが重なる時期だったので心配したが、ユーザーからの応援のメッセージをたくさんいただいている
■日本のゲーマーのPvP嫌いは本当か?
- 半分は偏見で半分は事実
- ファンタジーアースゼロ等はPvPゲームでありながら日本でも普通にサービスを続けている
- ただし、プレイヤーが各ジャンルに分散しており、これを韓国の開発会社の立場で見れば、ジャンル全体では日本のゲーマーが特にPvPゲームが好きというわけではない
■ラグやPingを懸念するユーザーが多いが解決しているのか
- 開発会社であるAventurineの技術とノウハウを信頼している
- 実際の準備期間は約2年
- その中の1年以上は北米とヨーロッパのサーバーに接続してテストを行ってきた
- そこでの評価項目を全てクリアした
- アジアサービスは国際ネットワークを十分に構築するつもりなので、日本と韓国のネットワーク問題による有利不利は起きないと確信している
■日韓関係はゲームでも変わらないと予想している。過熱するのではないかと心配だが
- 日韓のプレイヤーが同じサーバーで敵対せざるを得ない状況だが、これは実際には大きなマーケティングの一つ
- 最初に熱く衝突すると予想されるが、日韓同盟クランやクラン連合が出たりすることもある
- Darkfallの戦争システム上、相手の言語を駆使するスパイの役割も重要であるため、必ずしも敵視だけではないだろう
■ゲーマーの嗜好の関係上、韓国側が有利になってしまうのではないか
- Darkfallではプレイヤーひとりひとりの技量の向上とスキル磨きが最重要
- プレイヤースキルが優れていれば、数的な劣勢も克服が可能なことがある
- どちらに実力が優れたプレイヤーが多いかがポイントになるだろう
■日本のゲーマー誘致のための活動
- 「共感」を中心に置いている
- 些細なことから重要なことまでプレイヤーと共感を形勢していくように材料を準備し、その内容を共有できるツールを利用してコミュニケーションを図っている
- 現在はTwitterを運営してDarkfallに関する情報をユーザーと共有している
■最初のテストを期待するユーザーへのメッセージ
私たちが初めて企画したアジア版Darkfallまではまだ時間が少しかかります。しかし、今回のテクニカルテストにアクセスをするとDarkfallが追求する楽しさと方向をある程度測ることができるでしょう。下半期にオープンを予定しているDarkfallに多くの応援をお願いします。
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