中国のIT大手NetEaseから資金提供を受ける形で、ゲーム開発会社「Fantastic Pixel Castle」が創設されたことが明らかになった。
Fantastic Pixel Castleでは、開発コードネーム『Ghost』と呼ばれる新作MMORPGを制作中だ。
Fantastic Pixel Castleの代表を務めるのは、Blizzard EntertainmentでWorld of Warcraftのリードシステムデザイナーを担当し、Riot Gamesでもリードゲームデザイナーを担当したGreg “Ghostcrawler” Street氏。
同スタジオには、Riot GamesやBlizzard Entertainment等から経験豊富なクリエイターが集まった。
NetEase Gamesのグローバル投資・パートナーシップ部門のトップ、Simon Zhu氏は「Fantastic Pixel Castleの設立を通じて、NetEase GamesがMMOジャンル内で最高の人材とオリジナルのファンタジーIPを開発できる基盤を設けた。新生スタジオのビジョンを実現するために支援を惜しまない」とコメントしている。
『Ghost』の開発理念に関して次のように説明されている。
プレイヤーとして、私たちはソーシャルな世界を約束するMMOを深く愛しています。 しかし最近、このジャンルはキャラクターを英雄的あるいは特別な存在に感じさせると同時に、参加したくなるようなコミュニティを提供するのに苦労しているとも感じています。 私たちは、MMOがソロでの冒険を重視しすぎており、他のプレイヤーが足手まといでしかなくなることがあるのを憂慮しています。 私たちは、MMO体験の中心的な柱として、友達と一緒に遊ぶことや、コミュニティを築くことの両方を復活させたいと考えています。 私たちはあなたの周りの世界に影響を与える機会を取り戻したいと考えています。
現在、開発の初期段階にあり、Ghost (開発コードネーム) のリリース予定日は決まっていません。 私たちの第一報を皆さんと共有できることをとてもうれしく思っていますが、私たちのアイデアをテストし、皆さんからフィードバックを得るにつれて、内容が必然的に変わっていくことをご了承ください。 したがって、私たちのゲームが試せるようになったときだけ、興味を持ってくださる皆さんのために、再びお知らせしたいと思います。
「Ghost」のコンセプト
Ghostは1つのゲームの中に、2種類の世界があり、「Blue Shard」と「Red Shard」と呼ばれている。
「Blue Shard」は、比較的プライベートな空間で、許可されたプレイヤーだけが入場でき、サバイバルゲームに少し近い。資源を集め、基地を建設し、未開の地を冒険する。Blue Shardは変化が起こりやす場所で新しい発見に満ちており、プレイヤーの行動による影響は継続する。Blue Shardでギルド対ギルド(GvG)を主催することもできる。
「Red Shard」は、多くのプレイヤーが参加できるMMO体験を提供する。他のパーティと協力し、ワールドボスを倒して報酬を得ることができる。また、レイドインスタンスもRed Shardに存在する。
プレイヤーはBlue ShardとRed Shardを自由に行き来することができる。
『Ghost』の戦闘設計
1体のキャラクターに投資した時間が、アカウント内の他のキャラクターにも利益をもたらす。
将来的に数十種類のクラスがあり、タンク・DPS・ヒーラーの役割に分かれている。
戦闘は戦略性のあるターゲット方式。
コメント
ブルプロもある意味すでにゴーストなんだが
まぁいうのはタダだからな
競争系コンテンツと協力系コンテンツをはっきり別空間として提示するのはわかりやすくていいな
10年後もまだ開発してそう
ネットイースの事だからまぁ普通にP2Wだろうな
やっぱネットイースってのがなぁ