ファイナルファンタジーXIVのプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏は海外メディアのインタビューの中で、5月6日に死去した漫画家の三浦建太郎氏について言及した
吉田プロデューサー兼ディレクターはPC Gamerのインタビューで次のように話している。
吉田P:
(FF14の海外プレイヤーがゲーム内で三浦氏の追悼を行った事について)三浦さんと彼の作品からどれだけ多くの人が影響を受けたのかを表していると思います。彼がプレイヤーにどれだけ大きな影響を与えていたかを知るのは心温まるものでした。それを認めてくれたプレイヤーにも感謝したいと思います。ベルセルクは日本でもプレイヤー達に大きな影響を与えており、ファンコミュニティの中にもかなりのショックを受けている人もいました。
数十年前に日本の漫画雑誌であるヤングアニマルに掲載されていた時にベルセルクを初めて読みました。ベルセルクを読むためだけにヤングアニマルを買い続けていたと言っても過言ではありません。ですので、(三浦さんの訃報は)本当に悲しく、残念でした。
正直、ファイナルファンタジー14だけでなく、私が過去に参加したゲームでも、意識的または無意識のうちに三浦さんの作品に影響を受けた要素があります。
暗黒騎士はベルセルクの表紙でガッツが立っている姿からインスピレーションを得ていますし、会議の時に我々の開発チームに参考としてその絵を見せた事があります。
カットシーンでの配置や構図について考えていた時も、ベルセルクを参考にしたことが何度もありました。かっこいいものを描写するという点において三浦さんの作品は間違いなく芸術的で素晴らしいものでした。
彼が皆にどれだけの影響を与えたのか計り知れません。
▼FF14内で三浦建太郎氏の追悼を行った海外のプレイヤー
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