スクウェア・エニックスは、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」のデータセンター拡張計画を公開した
ファイナルファンタジーXIVの混雑状況に対応するため、各地域ごとにデータセンターの拡張が行われる予定。
日本データセンターは論理DCが3→4に
日本のデータセンターについては、2013年に新生エオルゼアがリリースされた際に強引にワールドを増やしたため、1つの論理データセンター配下に10~11ワールドが内包されており、効率的な運用ができていない状態だという。
この問題を解決するため、2022年7月頃に日本データセンターの再編が予定されている。
ワールド数は維持したまま、論理データセンターを3つから4つに増設し、各データセンターに8つずつのワールドが収まるように変更される予定。
これに伴い、収容人数が現在の上限から5万人以上引き上げることが可能になるとのこと。
日本データセンターには現在「Mana」「Gaia」「Elemental」という4つの論理データセンターが存在するが、これに新たに1つが加わり、なおかつ現行ワールドのいずれか8ワールドが新しい論理データセンターの配下となるように変更されるとみられる。
現在一時的に販売が停止されているダウンロード版については、1月25日17:00頃に再開するという。ただし、フリートライアル版の再開は未定。
日本以外の地域の拡張計画は以下の通り
- 2022年1月25日にオセアニアデータセンターをオープン
- 2022年1月26日にホームワールド変更サービスを再開
- パッチ6.1xでデータセンタートラベルシステムを実装
- 2022年8月頃と2023年春~夏頃に北米データセンターの大規模拡張
- 北米データセンターは論理データセンターを1つ追加し、配下に4つの新規ワールドを追加
- 2022年7月頃と2023年夏頃に欧州データセンターの大規模拡張
- 欧州データセンターは2022年7月に2つの論理データセンターに2つずつ新規ワールドを追加。2023年夏頃に3つ目のデータセンターを追加し、配下に新規8ワールドをオープン
ファイナルファンタジー14の吉田直樹プロデューサー兼ディレクターは次のように述べている。
重ねて、世界中の半導体不足により、各データセンター/各ワールドへの物理的な増強が遅くなり、誠に申し訳ございません。また、増強によるコミュニティの一部分断や混乱についても、発生せざるを得ない状況となり、非常に心苦しいお願いとなってしまいました。
一方でこれからもFFXIVを大きく発展させ、混雑なく快適にプレイできる環境を構築することが、何よりもプレイヤーの皆さんのためになると考えています。今年2022年から2023年にかけて、莫大な費用と人的コストをかけ、大規模な環境増強が続きますが、できる限り通常のプレイには大きな影響が発生しないように進めてまいりますので、変わらずのプレイ、ご支援を賜れますと幸いです。
冒頭にも少し触れました通り、ジョブバランスの調整だけでなく、コンテンツのアップデート、パッチ6.xシリーズの展開、次期拡張パッケージ(パッチ7.0)に向けての取り組みなど、こちらも精力的に推し進めてまいります。また、その内容についても、2月下旬までにはいくつかお知らせさせていただくつもりですので、プロデューサーレターLIVEなど、各種放送を楽しみにお待ちください。
それでは、あらためまして、本年もファイナルファンタジーXIVをよろしくお願いいたします!
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