スクウェア・エニックスは、MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の北米データセンターのゲームサーバーが、不特定な第三者からDDoS攻撃を受けていると発表した
FF14の拡張パッケージ「紅蓮のリベレーター」が6月16日よりアーリーアクセスを開始し、20日に正式発売されたが、アーリーアクセス開始後に北米で断続的にサーバー障害が発生していた。
その原因にはトラフィックによる混雑だけでなく、DDoS攻撃も含まれていたようで、スクウェア・エニックスは対策を進めているというが、手法を変えた攻撃が続いているという。
第三者からの攻撃によるネットワーク障害について
2017年6月17日(土)、6月19日(月)および本日6月21日(水)に発生しておりますネットワーク障害についてご報告いたします。
6月17日(土)より、北米データセンターの弊社ファイナルファンタジーXIVゲームサーバー群を狙った、不特定な第三者によるDDoS攻撃(※)が行われていることを確認しております。
弊社技術スタッフにより、可能な限りの対策を講じておりますが、現在も断続的に、手法を変えた攻撃が続き、攻撃も激化しております。
※DDoS攻撃とは
多数のコンピューターから標的となるサーバー等に対して大量の通信を発生させ、サーバー負荷を通常あり得ないレベルに高めるという攻撃です。この攻撃により、ゲームサーバーやネットワーク機器、またネットワーク回線が超高負荷な状況に陥っているため、その結果、ゲームプレイ中にサーバーから切断されたり、ログインしづらくなったりする障害が発生しています。
引き続き、弊社技術スタッフによる対策を進めてまいります。
なお、一連の攻撃については、極端な量のアクセスを連続して送りつけるのみですので、お客様のキャラクターデータや、アカウントにご登録いただいている個人情報が閲覧されるような状況はございません。どうぞご安心ください。
お客様にはご迷惑をおかけしておりますことをお詫びいたします。
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