スクウェア・エニックスは、PS4及びXbox One用ソフト「ファイナルファンタジーXV」の実機デモプレイ映像を公開した。したがって、プリレンダリングムービーではなく実際のプレイ時と同じクオリティの映像となる。(ただし、製品では更に品質が上がるとのこと)
また、野村哲也氏へのインタビューも行われたので要約して紹介する
野村哲也氏へのインタビューのまとめ
- ヴェルサスの構想が壮大になっていたので、そこまでの規模にするならナンバリングにしてはどうかという話は時折議論になっていた
- 2年くらいまえから正式にFF15にするという話になった
- 1年前に完全に次世代機への開発にシフトした。それまではPS3版も検討していた
- FF15の戦闘はアクションベースでターン制の戦闘はほぼない
- これまでのFFを感じさせる要素もあるがアクションベース
- ただし、完全なアクションゲームにならないように気を使っている
- ファイナルファンタジーがアクションになったらというのが重要で、単純にアクションゲームにするというコンセプトではない
- 主人公のノクトは見た目はすかした感じのキャラだが、中身は全然かっこよくない変な奴
- ノクトはワープ能力を持っており、空中を瞬間移動しているシーンがトレーラーにある
- ファイナルファンタジーはパーティがあってこそなので一対一ではない
- 誰をどういう順番でどう行動させるかがFF
- パーティメンバー間での連携を豊富に入れている
- ゲームプレイ映像では鉄巨人に対して連携をしている
- システマチックではなくドラマ性のある連携。これもFFらしいパーティ戦を意識
- 凄くリアルに作りこんでしまうと面白いことができなくなる。例えば落下速度をリアルにすると空中コンボができなくなったり
- 見た目は凄くリアルだが、デフォルメしてゲームとして面白くなるように調整している
- ゲームエンジンにはLuminous Studioを使用
- トレーラーの映像よりも更にクオリティは上がる。完全に次世代機のクオリティになっている
- 作り方もこれまでとまるで違う。これまではゲームハードにあわせた作り方をしていた
- 以前はどちらかのハードにあわせて平均化するということをしていたが、クオリティを第一に考えると全てをベストにできないことはしたくなかった
- 今回はコンシューマハードに合わせない作り方
- DX11に対応しうるハードへならどんなハードにも移植可能
- 開発オリジナル版ではDX11ベースに次世代機版の映像より遙かに高い品質で作っている
- いずれかのハードが足を引っ張るということもなくなり、ハードのスペック次第でさらにクオリティが上がるという考え方
コメント