FPS「Counter-Strike: Global Offensive」が違法なオンライン賭博の温床となっており、開発元のValve Corporationがこれに加担しているとしてアメリカのコネチカット州地方裁判所に訴状が提出されたことが明らかになった。
原告側の主張では、CS:GOのゲーム内アイテムである「スキン」をチップに使用するeスポーツ系の違法賭博サイトが存在し、ValveがそういったサイトでSteamのアカウントをリンクできるようにしていることが実質的に違法賭博を助長しているのと同様だと指摘。
また、賭けの過程でスキン取引時に発生する手数料をValveが受け取っていることについても、違法賭博に加担していると主張している。
さらに、「CS:GO」には未成年者のプレイヤーも多く、ValveがCS:GOを使う違法なギャンブルを許しているのは非良心的だと非難している。
今年4月には、経済専門誌のBloombergが「Counter-Strike: Global Offensive」の試合を対象とした賭博行為に違法性があると指摘している。
Virtual Weapons Are Turning Teen Gamers Into Serious Gamblers – Bloomberg
eスポーツを巡る賭博問題は、韓国でスタークラフト2のプロゲーマーが八百長をしたとして逮捕されているなど、eスポーツの人気拡大と共に浮き彫りとなっている。
ソース: Polygon
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