2015年10月31日、ドイツのメルセデス・ベンツ アリーナで行われた「League of Legends」のワールドチャンピオンシップ決勝戦で、韓国のSK Telecom T1が、同じく韓国のKoo Tigersを3-1で破り、優勝した。
SK Telecom T1は今日の決勝戦まで無敗で勝ち進み、決勝戦の第3試合を落としたものの第4試合は圧勝だった。
SKTは2013年のWCSとあわせて、初めてLeague of Legendsのワールドチャンピオンシップで2回優勝したチームとなった。
優勝したSK Telecom T1には、賞金100万ドル(約1億2000万円)が贈呈された。
大会MVPはMaRin選手
2015 League of Legends World Championship
SKT vs KOO – Finals Game 1
KOO vs SKT – Finals Game 2
SKT vs KOO – Finals Game 3
▼第4試合
SKTのFakerことイ・サンヒョク選手は、「海外のチームが本当に強かった。それでも良い姿を見せることができて嬉しい。大舞台に上がれたということ自体が良かった。」とし、チームの強さについて「ライン戦や誰か1人が優れているというより、チームワークが良かったようだ」と語っており、来年に向けては「KeSPAカップが終わったらジムに費やして体力と健康を維持したい」としている。
MVPを獲得した、MaRinことジャン・ギョンファン選手は、「KeSPAカップさえ上手く行けば最高の1年になりそうだ。少し休みたいが、トップの座から降りないために最高の練習量で来年に向けて準備をする」とし、自分がプロゲーマーであることに関しては「他のスポーツのように、ちょっと熱狂的に応援される時に誇りを感じる。若い学生が私たちのようなプロ選手になりたいというのを聞くたびに、自らプロの心構えを呼び覚ますようにしている」と話した。
国際化する各チーム
今回、北米やヨーロッパ、中国のチームに韓国出身の選手がエントリーしていたというのが非常に印象深かった。
先日のラグビーワールドカップで日本チームに多くの外国人選手がいたように、League of Legendsのプロチームでも、より強い選手を求めて韓国のプレイヤーにオファーをするということが増えているようだ。
もともとヨーロッパ代表チームは多国籍だったが、多国籍化はヨーロッパ以外の地域のチームにも広まりそうだ。
▼LoL 2015 ワールドチャンピオンシップ ハイライト動画
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