Riot GamesのMOBA「リーグ・オブ・レジェンド (League of Legends)」の日本市場向けサービスの開始が早ければ2014年上半期中に可能であることが明らかになった
“Blizzardですら躊躇うPCゲーム不毛の地” 開拓へ
Riot Games Asiaのオ・ジンホ代表はLoL WCS Finalを控えたロサンゼルスのStaples Centerで、インドネシアと日本はアジア地域で重要な市場であると判断しており、日本では法人のリーダーを選任して現地で独立サービスを開始することになるだろうと、日本サービスを予定していることを明らかにした。
2009年10月に北米やヨーロッパなどの地域でグローバルサービスを開始したリーグ・オブ・レジェンドは、その後中国や韓国、台湾などで続々とサービスを開始し、これら3地域で最も人気のあるオンラインゲームとなった。(韓国:LoLのシェア40%以上、中国:同時接続数300万以上)
日本ではPCオンラインゲームが家庭用ゲームやソーシャルゲームに比べて劣勢であり、StarCraftやWarcraft、Dotaなどのストラテジーゲームのジャンルは容易く受け入れられず、Blizzardでさえ現地で直接パブリッシングを行うことをためらっている不毛の地という認識のようだ。
オ代表は、「他のプラットフォームほど大きくはないが、日本のオンラインゲーム市場規模は年間950億円以上になると推測されており、成長幅も一定水準以上で推移している」、「北米サーバーでプレイしている日本人利用者の数を考えれば、現地市場開拓は挑戦に値する課題になるだろう」としている。
また、現在は日本法人の代表を選任するための準備を進行中で、人選がいつ完了するのかは定かではないとしながらも、早ければ来年上半期中のサービスが可能であるとのこと。
ソース:デジタルタイムズ
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