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「原神」「崩壊スターレイル」miHoYoのクラウドゲーミング開発部門の特集映像が公開

業界

「原神」や「崩壊:スターレイル」等の開発・運営で知られるmiHoYoは、同社に設置されたクラウドゲーミング開発部門を特集した映像を公開した。

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クラウドゲーミング用サーバを独自開発

miHoYoのクラウドサーバ開発担当者は、「クラウドゲーミングは、10分の1の料金でネットカフェを24時間営業するようなもの」だと説明した。クラウドゲーミングサービスを提供する上で、様々な問題に直面したという。

高額なサーバコストを自ら解決

miHoYoは当初、クラウドコンピューティングリソースを一般的な企業向け市場で購入したという。

しかし、「原神」や「崩壊:スターレイル」のようなゲームを満足に実行できるほど高性能なクラウドサーバの数が足りず、サービスの規模を拡大できない問題に直面した。

また、企業が提供するクラウドサーバの利用料金は高額であると同時に、必ずしもゲーム用に設計されているわけではなく、ゲームサービスには不要な機能も搭載しているという。冗長性により、ゲームユーザーのクラウドゲーミングサービス利用料が高額になってしまう問題が発生した。

そこで、miHoYoは独自のクラウドゲーミングサーバを構築することにしたという。

「自分達のゲームのことは自分達が一番良く知っている」という確信を基に、自社のゲームのパフォーマンスコストを徹底的に調査し、市場流通製品の中から最適なハードウェアの組み合わせを模索したが、メーカーは需要の少ない製品を大量生産するのを躊躇うため、部品の供給不足問題に直面したという。

サーバの独自開発にあたり、miHoYoは厳しい市場環境と限られたハードウェアの選択肢に直面したため、クラウドゲーミングに適したハードウェアをゼロから設計することが唯一の選択肢だったとのこと。

市場で入手可能な製品がmiHoYoの要件を満たしていない場合、独自の研究開発を行ったようだ。リモート管理機能を備えたマザーボードの流通品は非常に高価で、選定基準を満たすモデルはごくわずかだったため、ユニバーサルBMC(Baseboard Management Controller)を独自開発したという。また、電源ソリューションを再設計することもしたようだ。

パーツを収納するケースも再設計し、標準的なサーバキャビネットに収まるサイズにしたという。

設計完了後、動作テストや負荷試験、耐熱試験を経て、量産。また、広範なネットワークテストとフィールド調査を通じ、最適なデータセンター設置場所を選定し、遅延を最小化したとのこと。

このサーバの独自開発により、miHoYoはクラウドゲーミングサービスのコスト削減に成功したようだ。

コメント

  1. 匿名 より:

    クラウドサーバを自分で作るってすごいな

  2. 匿名 より:

    何千万、億かかるサーバー費用を自社で賄えるってことだよね
    ただでさえ、利益率がおかしいホヨバなのにぱねーな

  3. 匿名 より:

    TUF GamingってことはASUSが協力したんかね

  4. 匿名 より:

    投資額もさることながら自社ゲームのプレイヤー数の安定に絶対の自信がないと無理だろこんなん
    まぁスマホ対応のゲームと言ってもスマホでのプレイは厳しいものがあるから重要な投資ではあるんだけど

  5. 匿名 より:

    そこまで儲かって無さそうなパールアビスがモーションキャプチャーのスタジオ持ってたりするし大手は設備投資凄いな

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