Neowiz及びRound 8 Studioは、MMORPG「Bless Unleashed」の正式サービス開始が事実上延期された事を明らかにした
5月に最後のベータテストが実施されたBless Unleashedだが、テストをフィードバックの結果、「より高いクオリティと快適な環境を目指してサービスを開始するべきである」との結論に至ったため、当初予定していた2021年上半期のサービス開始が困難になったという。
PCで操作が不便なUI/UXやゲームの利便性、戦闘システムなどの改善が必要だと説明されている。
正式サービスに向けた開発は7月中旬を目標に完了することが目標となっているようだ。
第一に、UI/UXの改善を進めています。
当初はコンシューマーのプラットフォームを基に開発されたUI/UXのレイアウトが、
PCでの操作において不便であるという点を認識しております。現状ではPC環境に合わせて全体的な仕組みを新たに開発するのは難しいと考えていますが、
例えばチャンネル移動メニューの表示変更、よく使うフレンドパーティーメニューの変更など、
ゲーム内で混乱を感じかねない部分を多数改善しています。できるだけユーザーの皆様がプレイ中に不便さを感じないよう最善を尽くして改善し、正式サービスに向けた準備を進めてまいります。
第二に、ゲーム内でのガイドおよび利便性に関する改善を進めています。
現在検討しております事項の一つの例として、クールタイムの秒数の表記を検討しています。これによりスキル使用の管理がより簡単にできるようになり、快適な戦闘を楽しんでいただけると思います。
この他にも、一度に表示されるクエストの数を調整し、より集中しやすいクエスト環境を提供したいと考えています。また、序盤のチュートリアルフェーズ及び、その他プレイフェーズのコンテンツ量を調整し、よりゲームに馴染みやすい形のコンテンツを提供するために改善しています。この他にも、ゲーム内およびWEBでのゲームガイドを修正し、より簡単に楽しめる環境づくりに取り組んでいきます。
第三に、これまでも継続してきた戦闘システムの改善です。
BLESS UNLEASHEDの核心といえる戦闘システムは継続して改善していき、正式サービス時には重要な事項を追加し大幅な改善を見込んでいます。
一部のクラスはより完成度を高めるために、コンボ全体を修正してスキル連携の仕組みを強化しております。これにより、戦闘全体に自然な流れが生まれることで連携型戦略の幅が広がるでしょう。
また、BLESS UNLEASHEDならではの戦闘の楽しさを序盤から体感できるよう、レベルアップフェーズのバランス調整、および多数のモンスターを討伐できるフェーズの増加、戦闘スキル別の硬直時間の減少、ボスモンスターの攻撃パターンおよび一部アンバランスな凶暴化の削除など、戦闘クオリティの改善を行っています。
第四に、サービス面においてもゲームに集中できる環境を整えています。
禁則語、ゲーム内チャット、キャラクター名作成のポリシーなどを強化し、お住まいの地域に合ったリージョンを構成することで、ユーザーの皆様がよりゲームに集中し、本来の楽しさを感じられるような環境を整えます。
その他にも様々なフィードバックをもとに、より良いゲームとしてリリースするために努めています。検討した内容につきましては、開発完了時に改善事項をまとめ、開発者ノートにてお知らせいたします。
最後に、正式サービス開始の日程についてお伝えいたします。
皆様のご期待にお応えするため、より高いクオリティと快適な環境を目指してサービスを開始するべきであるとの結論に至りました。そのため、2021年上半期の正式サービス開始は困難であると判断した旨、ご了承ください。
FINAL TESTをもとにユーザーの皆様のフィードバックを最大限に反映して正式サービスを開始することが最も重要であると考えています。
Round 8 StudioのBLESS UNLEASHED開発チームは、7月中旬までに最終リリースに備えた開発を終了することを目標にしています。
その後、QA、サービスに向けての準備などすべての事項を考慮した上で、2021年夏に正式サービスを開始できるよう、最善を尽くしてまいります。できるだけ早く皆様に良いお知らせをお届けしたいと考えておりますので、もう少しだけお待ちいただけると幸いです。
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