10月20日から欧米サービスが開始されたMMORPG「Elyon」(エリオン)だが、ローンチは順風満帆とは行っていないようだ。
Steamのユーザーレビューは「賛否両論(Mixed)」となっている。
また、SteamにおけるElyonの最高同時接続者数は約1万5000人に留まっている模様。
今後プレイヤーが増えていく可能性もあるが、開発会社が同じ「TERA」は、Steamの最高同時接続者数は2万5000人である。また、TERAの場合は欧米の正式サービス開始からしばらく経ってからSteam版が配信されたため、Steamを介さずにプレイされていたローンチ当初の同時接続者数は遥かに多い。
サービスの対象地域が異なるため直接比較することは難しいが、「Bless Unleashed」はローンチ後に最大で7万6000人、「MIR4」は直近でも6万4000人程度の同時接続者数を記録している。
今年5月に「ELYON」のクローズドベータテストが欧米向けに行われた際、ドイツのゲームメディアMeinMMOは、ElyonがNew World等の他のMMOの話題の影に隠れて「正式サービスまでに忘れ去られる可能性がある」と危惧していた。
実際のところ、欧米市場においては完全に「New World」やその他同時期に発売されたタイトルの影に隠れたと言っても過言ではなさそうだ。一方で、48%の肯定的な評価の中には「New Worldよりもクエストが優れている」事を指摘する声もある。
欧米市場では「ロストアーク」が11月にクローズドベータテストを控えており、また、「FF14」も新規拡張パックを発売する予定であるため、「Elyon」は険しい道を辿ることになるだろう。
日本国内においては11月12日より正式サービスが開始される予定だ。
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