NCSOFTとBlueholeの法廷戦争が終結。 営業機密侵害も、Blueholeに損害賠償責任なし

リネージュやAion、Blade & Soulで知られるNCSOFTと、TERAの開発元であるBluehole Studioの5年に渡る法廷戦争が終結した。

NCSOFTのリネージュ3を担当していた開発者ら10人余りがBluehole Studioに移動したことで、NCSOFTの営業機密を流出させたという一連の問題をめぐる民事裁判で、韓国最高裁はNCSOFT側の訴えを棄却したことが明らかになった。

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これにより、Bluehole Studioは営業機密の侵害をしたことは事実であり関連する資料を全て廃棄しなければならないが、損害賠償責任を負う必要はないという第二審の判決で確定した。

Bluehole Studioの関係者は、「関連資料は2007年の捜査の過程で没収され廃棄された。」「今回の事例は大企業が、離職しようとする開発者の足を引っ張るものだ」と伝えている。

一方NCSOFT側は「判決の内容には遺憾を表する」「企業の営業機密を漏洩したり、無断で使用することはゲーム業界全体の損失になり、今回の判決を契機にこれらの違法行為が根絶されることを願っている」としてる。

2012年4月の刑事第三審最高裁判決では、開発室長らに有罪判決が下っている
「リネージュ3技術流出問題」刑事裁判で有罪が確定

参考:4Gamer – 「リネージュIII」,チーム開発責任者のリストラ&事実上の開発チーム解散。リネージュIII,Aion,そしてPlayNC――NCsoftで今起こっていること(2007年2月8日)

ソース:inven

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