ネクソンは11月9日に2023年第3四半期連結業績を発表、売上収益・営業利益共に過去最高を記録した。第3四半期の営業利益は前年比で47%増加した。
韓国メディアは、「韓国系ゲーム企業の中でネクソンが独走状態」だと報じた。
株価の推移を見ても一目瞭然で、韓国の他の大手メーカーが苦戦する中、ネクソンの株価は安定して推移している。
ネクソン
NCSOFT
ネットマーブル
KRAFTON
戦略の転換
ネクソンが好調な理由は既存のヒット作を維持しながら、新たな戦略を取り入れたことにあるようだ。
これまで、ネクソンと言えば『メイプルストーリー』や『アラド戦記』等の長寿タイトルとIPを中心に、韓国で開発されたPC/モバイル向けオンラインゲーム及び、EAの「FIFA(現:EA SPORTS FC)」IPを使ったオンラインゲームが中心だった。
しかし、「メイプルストーリー2」「サドンアタック2」あるいはその他のオンラインゲームは軒並み失敗。「HIT」「TRAHA」「Durango」等、収益性の高いモバイルRPGを量産して利益に貢献するも、グローバル市場ではほとんど通用しなかったのが事実だ。
そんな中、最近はこれまでと異なるアプローチでPC/コンソール市場に積極的に参入し始めている。
ネクソン傘下のMINTROCKETで開発された「デイヴ・ザ・ダイバー」(PC/Switch)は、Metacriticのスコアが90点を記録。欧米市場でも大きな利益を上げることに成功した。
デイヴ・ザ・ダイバーは2400円という低価格で販売されている買い切り型のシングルプレイゲームであり、オンラインゲーム中心のネクソンとしては異例のヒットとなった。
新作がヒットの兆し
ネクソンの子会社でスウェーデンを拠点とするEmbark Studiosで開発中のFPS「The Finals」はオープンベータテストを実施、750万人以上のプレイヤーがテストに参加し話題を集めた。
人気爆発中の基本プレイ無料FPS『THE FINALS』オープンベータの参加者が累計750万人を突破。『バトルフィールド』元DICEスタッフらが手掛ける新たな3人チーム型アリーナシューター
「The Finals」は最初からPC/PS5/Xbox Seriesのマルチプラットフォーム展開であり、この点も以前のネクソンのイメージとは異なる。
欧米系のゲームメーカーへの投資が功を奏す結果となるか注目される。
ネクソンは第3四半期の決算で「The Finals」のオープンベータテストについて、「プレイヤーからのフィードバックは非常に良好で、リテンションは目標を大幅に上回った」と説明した。
その上で、MMORPG「メイプルストーリー」は過去最高の四半期売上を達成しており、20年の長寿タイトルは依然としてネクソンに大きな収益をもたらしている。
また、傘下のNexon Gamesで制作された「ブルーアーカイブ」は日本のモバイル市場で非常に高い収益を上げ続けている。
2024年3月でCEOを退任するオーウェン・マホニー氏はCNBCの番組に出演し、コンソール市場への参入以前に、昨今のゲーム業界には革新が不足しており、ゲーマーは技術革新や新しい種類のゲームプレイを求めていると語った。
コメント
The FinalsはやってないけどWarframeとDestinyを融合させたようなThe First Descendantのβがめちゃくちゃ面白かったから期待してる
韓国でMMO、日本でキャラ収集ゲーム、北米で低価格買い切りゲーム
それぞれの市場で成功してるのは素直に凄い
株買っとけばよかったわ
ほんのちょっと前まで最高の買い時だったのに
いやーこんな花火みたいな銘柄やめたほうがいいんじゃね
バイオ銘柄と大して変わらんだろ
決算読んだけど今季の韓国のオンラインPCゲーム収益が日本の80倍以上なの笑ったわ
メイプルが6次実装前で盛り上がってるしすげえんだろうなあ
日本のネクソンMMOはマジで過疎すぎてやばいからね
マビノギはアクティブ1万いないくらいだし
NCなんかも国別収益出してるけど6割以上韓国だし、2020年とかリネージュのスマホゲーでウハウハだった頃は売上の83%だったな
なんかネクソンだけ株価の桁が違うと思ったら円なのね
ネクソン 3,030円
NCSOFT 261,000ウォン≒29,948円
ネットマーブル 47,000ウォン≒5,393円
KRAFTON 192,900≒22,133円
安定した収益が望める長寿タイトルがあるってのは強いな、だからこそ色々挑戦も出来る
コミケの西ホールの半分を独占するほど二次創作が活発なブルアカが強かった
ゲーム性は単純なアルゴリズムで動く対NPCがメインなだけあって全く面白くないけど