Sony Online Entertainmentは、エバークエストシリーズの最新作となるMMORPG「EverQuest Next」の概要を初公開した。また、EverQuest Nextと関連するサンドボックスゲーム「EverQuest Next Landmark」が冬に無料で配信されることも明らかになった。
SOE Liveのキーノートのまとめ
- ゲームエンジンにはPlanetSide 2にも採用されているForgelight Engineを使用
- 一見わからないが、EverQuest Nextのオブジェクトはボクセルで作られている。(マインクラフトやレゴのようなブロックのこと)
- 滑空が可能
- EverQuest Nextにはレベルが存在しない
- 種族はHumans, Dwarves, Elves, Dark Elves, Ogres, Kerraの6種類が判明している
- Multi-Classing(マルチクラス)・・・プレイヤーは約40種類の特性の異なるクラスを冒険の中で見つけ、選び、組み合わせてより強力で個性的なクラスとアビリティを作ることができる。武器や呪文ともあわせてこれがプレイヤーの成長となる。
- 伝統的なクラスロール(ヒーラー、アタッカー、タンク等)は存在する
- NPC(モンスター)は特有のAIを持ち、決められた出現ポイントに登場して決められた動きをすることがない。形勢を判断して行動するなどの動機づけ。
- NPCの頭の上にアイコンがでるようなクエストはない。クエストは必要であればやればいいような、より本質的なものになっている。
- EverQuest Nextの世界のオブジェクトはほぼ全て破壊することができる(世界にとって重要すぎる場所は壊れないようにするとのこと)
- プレイヤーは世界とそこに住むNPC、モンスターに永続的な変化を与えることができる。数ヶ月、数年に渡りストーリーが展開する。
- Rallying Callと呼ばれるワールド規模のパブリッククエストによってプレイヤーが集落を作ることになった場合、そこに敵が襲ってきたら、壁を築いたり敵を討伐したり、もしくは場所を移すなどして対処する。こういった選択が最終的な結果に影響し、成功すればRallying Callが終わる頃にはそこに集落が完成している。そしてその後ずっとそこに存在し続ける。
- 世界の状況はサーバーによって全く異なる。あるサーバーでは発見されたダンジョンも、あるサーバーではまだ見つかっていないかもしれない。
- プレイヤーがスキルを使った時に開いた「穴」はずっとそのまま残る。そしていずれは穴が地下のエリアや洞窟につながり新たな探索の場の形成に繋がる。地下には数千年もの歴史と伝承が詰まっている。
- 音楽はSkyrimやGuild Wars 2などの音楽でも知られるジェレミー・ソウル氏が担当
- EverQuest Next Landmark・・・開発が使っているのと同じようなツールでプレイヤーの好きなように建物や環境物を作ることができるゲーム。Landmarkは冬にロンチ予定。無料。
- EverQuest Nextはオープンディベロップメント。プレイヤーと開発が一緒に作っていく。Round Tableでは、開発がプレイヤーに様々なテーマについて投票をしてもらうなどして方針を決める模様。Player Studioにも対応予定
- Landmarkで作られた優れたものは、Player Studioを介して、実際にEQ Nextのゲーム内に登場する。また、作者はロイヤリティを得ることができる。
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