空中網は、ArenaNet開発のMMORPG「Guild Wars 2」の中国サービスに関し、グローバル版と同じくパッケージ料金+アイテム課金(月額無料)の料金形態を採用することを明らかにした。また、3月11日よりベータテストを開始することも発表された。
昨今の中国市場では基本プレイ無料+アイテム課金のゲームが圧倒的多数を占めており、韓国では月額課金制だった「Blade & Soul」も中国市場では基本プレイ無料に切り替えるというローカライズ戦略が取られている。
そういった中でBuy-to-Playの料金形態を選択したのは英断だが、3月11日からのベータテストには免费试玩(無料試遊)という名前がつけられており、まずはゲームを触ってほしいというのが運営側の戦略だ。
ギルドウォーズ2は中国のゲーマーの間でも好評で、17173.comの記事では4163人中4021人(96%)が「期待している」と評価した。
また、中国サービスでは独自のチュートリアルモードを導入しつつもゲームのバージョンはグローバル版とほぼ同じで、アップデートも基本的にグローバル版から1日以内で行うという。
さらに興味深いのは、中国版の公式サイトの作品紹介ページで海外大手メディアのレビューを紹介したり、トレーラーの中で海外のプレイヤーのコメントを紹介するなど、中国の他のオンラインゲームではあまりお目にかかれない宣伝がされているということだ。
中国では年内に「ギルドウォーズ2」のほか、「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」「TERA」「ArcheAge」などもサービス開始予定で、”激戦”は必至だ。
Guild Wars 2 公式サイト
Guild Wars 2 中国公式サイト
via gamesindustry
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