NHN Entertainment及びBluehole Studioは、MMORPG「TERA」の新クラスの名称を「魔工師」(韓国版)と発表した。(日本語名はヘビーガンナー)
また、開発者へのインタビューによって新クラスの詳細も明らかになっている。
※日本版ではおそらく別の名称が使用されますが、便宜上本稿では「魔工師」と表記します
- 新規職業の名称は「魔工師」(韓国サーバーにおける名称)で、魔導工学会で製作された銃火器を自由自在に使用できる、魔法と機械に長けたクラス
- キャスタニックとハイエルフの女性キャラクターのみが選択可能
- 魔空砲の反動を受けられるように重鎧を装備する
- 開発当初は「アーケーンバーナー」や「ランチャー」といったクラス名も考えていた
- 最もTERAらしいクラス
- 使用可能キャラクターが限定されているのは、前回のソウルリーパー同様に開発面で限界があるから
- 男女11種類のシルエットに対するアニメーションを全て作るのは現実的ではない
- ハイエルフとキャスタニックの新しいヘアスタイルも用意されている
- 魔工師は全ての攻撃を決められた順番でなくても連携することができ、連射の操作感を感じることができる
- 重い武器+重鎧のため、移動速度が落ちるが、スキルを活用した機動性は高い方
- 魔工師の核心は他のクラスにないムービングショットにある
- ムービングショットは移動中にスキルを使用できる新システム
- 望むスキルを望んだ位置に、その場ですぐに使うことができるということが他のクラスと異なる点
- TERAはノンターゲッティングを採用していてもFPSゲームのようにスムーズに動けなかったが、魔工師のムービングショットは思ったよりもうまくいっている
- 砲弾を使う一般的な攻撃、数秒後に炸裂する時限爆弾を発射するスキル、魔法の球体を撃った後に別のボタンを押して爆発させるビジョン衝撃弾などがムービングショットをサポートする
- ソーサラーの場合は移動しながら攻撃をすると、瞬間的に足を止めているが、魔工師のムービングショットはそういった一時停止をしない
- ムービングショット・アーケインゲージ・召喚可能なメカが魔工師を最も代弁する要素
- 他の職業に比べて攻撃のサイクルがかなり自由
- アーチャーはチャージという主力スキルがおり、魔工師よりも比較的テンポが遅いが、一発一発は非常に強力
- アーチャーは遠距離にいる単一のターゲットに対して、バーサーカーのような攻撃が可能という企画意図
- 新職業はアーチャーとは異なり、攻撃が連射しているような高速なテンポの戦闘をし、次のスキルを素早く連携しながらDPSを高めていくという形
- 新職業は範囲攻撃にも特化されており、多数の敵を相手にすることができる
- 新クラスにもエネルギーをチャージして使用するスキルがあるが、いくつかの制約があるためアーチャーやソーサラーのように高頻度で使用することはない
- 魔工師のスキルエフェクトは、使用者のみが見えるエフェクトやPvPの敵プレイヤーだけが見えるエフェクトも存在する
- スキルエフェクトの派手さに関してはプレイヤーのフィードバックを受けた後に調整を行うので心配しないでほしい
- 魔工師はモンスター相手に特化したクラスであり、PvEで好まれると予想している
- PvPでは硬直誘発スキルがなく、使用が難しいスタン効果などがあるので少人数戦では弱いと予想している
- しかし、射程が長くムービングショットができ、攻撃範囲も広いので多人数戦では自分の役割を遂行できると期待している
- 魔工師は慣れていなくても非常に強力になるクラスなので、PvPだけは消極的にアプローチした
- 弱くはないが他のクラスを圧倒するほどではなかった
- 他のクラスもそうであるように、最終的にはプレイヤースキルによる
- 基本的な移動速度が遅いだけで、ムービングショットをしてもさらに遅くなるということはない
- TERAを初めてプレイする人はモンスターのパターンを知らないので、そういった人に有益なバランス
- 魔工師にはローリングとロケットジャンプ、ディスペンサーを活用した回避スキルが3種類存在する
- ローリングは一般的な回避と似ているが、使用後に散弾発射というスキルをすぐに再使用できる追加機能がある
- ロケットジャンプは魔工師の武器を使って任意の方向にジャンプして敵の攻撃を避けるスキルで、無敵効果はないが、敵を通り抜けることができる
- ディスペンサーはエレメンタリストの精霊とは異なり、常に連れて回るペットのような役割をする
- 自爆するように命令を出したり、特定のスキルに反応してディスペンサーが攻撃をすることもある
- 微弱だがソロプレイ時に役立つヒールスキルも持っていたり、魔工師に新しい形の回避スキルを提供する
- 自分のスキルに反応するというのがディスペンサーの持つ特徴
- 自分の武器やアクセサリーの攻撃力が上がるほどディスペンサーの攻撃力も上昇する
- ディスペンサーの場所にプレイヤーを移動させるという回避スキルがある
- ディスペンサーを設置する位置によって様々な戦術を駆使できる
- ディスペンサーにはもっと単純に使用できる召喚スキルがもう一つある
- ディスペンサーのスキルもショートカットキーとして使用する
- 魔工師にはアーケインゲージというシステムが存在する
- 魔工師のスキルにはアーケインを消費するものが3つある
- アーケインゲージがどれだけ残っていても残りを全て消費するスキルがひとつと、アーケインゲージが満タンでないと使えないスキルが2つある
- スキルをスムーズに使用すると仮定すると、20~25秒程度でアーケインゲージが満タンになる
- 魔工師の操作難易度は開発者としては中程度
- 操作は難しくないが、熟練するのは難しいクラス
- 魔工師はスキルが多い方ではない
- 攻撃スキル以外の補助スキルは1つか2つしかない
- ソウルリーパーとは異なり魔工師はレベル1からスタートする
- ソウルリーパーのようにクラス選択の条件レベルなどはない
- 魔工師のために特別なコンテンツを追加してはいない
- 魔工師も他のクラスと変わらないことを強調するために黎明の島を改良した
- 魔工師はソロの利点が多いクラス。ムービングショットが圧倒的な地位を持つ
- 範囲狩りに集中すれば高効率が出せる
- TERAは範囲狩りは簡単ではないゲームだったが、魔工師は非常に簡単に範囲狩りを楽しめる
- 初日に人が殺到することを考慮し、チャンネル数自動追加の条件が緩和されたり、モンスター出現数の調整などでレベルアップ時に不便にならないように最善を尽くした
- ソウルリーパーは3年間準備して実装したが、魔工師は1年で全てのことができた
- 他の職業と異なり、低レベル区間でも楽しさを感じられるだろう
- いつになるかわからないが今後も着実に新クラスをリリースする予定
- 開発者的には格闘家系のキャラクターアニメーションやモーションに興味があるので作りたい
ソース: inven
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