NCSOFTは2月16日、韓国の最大手モバイルゲーム開発会社「ネットマーブル」の株式2万9千214株を3802億6490万420ウォンで買収したと発表した。これにより、NCSOFTの持ち株比率は9.8%となった
GameFocusによると、今回のNCSOFTの投資はこれまでPCオンラインゲームを中心にしてきたNCSOFTがモバイルゲーム事業に本腰を入れるという目的はもちろん、NCSOFTの筆頭株主で経営参加を表明しているネクソンからの干渉に対して危機感を抱いており、ネットマーブルと共同戦線を構築しようとしているのではないかと分析されている。
ネクソンはNCSOFTがネットマーブルに投資をしたことに対し、「今回のNCSOFTのネットマーブルゲームズ株式の引き受けは、事前に情報が全く共有されずに行われたことである。筆頭株主の立場からすれば、株主価値に大きな影響を与える大規模な投資が会社の投資方針に関する意思疎通が取れていない中で行われたという点と、約4千億ウォンに近い巨額の投資で10%未満の少額の株式を確保した点について遺憾に思う。」と、公式の見解を明らかにした。
これと関連してNCSOFT関係者は「関連内容は理事会を通じて決議されたものである」としながら、「単なる会社経営事項だ」と一蹴した。
ソース: ZDNet Korea, GameFocus
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