Tree of Savior 韓国正式サービス後人気安定。BOT・ハック対策が急務か

12月29日より韓国で正式サービスを開始したMMORPG「Tree of Savior」だが、カジュアルMMOとして一定の人気を獲得し、安定していることが明らかになった

オープンβテスト開始後、多数のバグと多数の疑惑、事件が発生し、様々な議論が巻き起こったTree of Saviorだったが、正式サービス後のネットカフェオンラインゲームシェアランキングでは11~13位に安定している様子。2015年に韓国サービスを開始したオンラインゲームでは1位となる。

一方で、現在最も深刻なのがBOTとハックだという。
クライアントの脆弱性が突かれ、自動で狩りを行うBOTプログラムはもちろん、瞬間移動等を可能にするハックなども目立っているようだ。当然この背後にはRMT業者の存在があると推測される。

IMC GAMESは、毎日1,000アカウント以上にアカウント停止などの制裁措置を取っており、ユーザーのBOTへの不満を抑えたい考えだ。

IMC GAMESは今後のゲームの方針を次のように挙げている。

  • ゲームのエラー/バグの修正、不便な部分の補完に集中する
  • 全ての問題を隠さずに迅速に告知する
  • RMTと不正プログラムに積極的に対応する
  • トークンユーザー間の個人取引を可能にする
  • プレイヤーの意見や声に耳を傾ける

ゲームクライアント自体が不正プログラムに対して脆弱であると言われており、ゲームの潜在的なリスクへの早急な予防措置が必要となっている。

韓国メディアによると、業界関係者は「Tree of Saviorは公開サービス以降、短期的なヒットに成功した状態だが、残念な完成度だ。そして、不正プログラムに脆弱で、健全にゲームを楽しむ利用者が不快を感じている」と述べた。

ソース: ZDNet

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