インディーゲームメーカーのAbove and Beyond Technologiesは、同社が開発中のMMORPG「The Repopulation」(リポピュレーション)のゲームエンジンを、Hero EngineからUnreal Engine 4に変更することを明らかにした。
加えて、The Repopulationとは別のTPS「Fragmented」を発表した。
Hero Engineは、Idea Fabrikが開発したゲームエンジンで、MMOに特化した開発環境を備えており、「Star Wars: The Old Republic」や「The Elder Scrolls Online」(一部)に使用されている。
しかし、Idea Fabrikの経営に端を発する問題で、Idea Fabrikが提供するサーバーがダウンすることになり、Above and Beyondは早期アクセスを行っているThe Rpopulationのサーバーを停止せざるをえなくなり、更新もできないという状況に陥っていた。
同社は協議を重ねた結果、ゲームエンジンをHero EngineからUnreal Engine 4に変更することを決定した。
しかし、The ReopulationのソースコードをUE4用に書き換え、サーバーを準備するまでにあまりにも時間がかかるため、MMOではないスピンオフのSFサバイバルTPS「Fragmented」(フラグメンテッド)を開発中であることを明らかにした。アセット等も共有されるため、Fragmentedの開発はThe Repopulationの開発にもなるようだ。
Fragmentedは、The Repopulationが完成するまでの間、同ゲームのアーリーアクセス版の購入者に無料で提供されるようだ。
現在、The Repopulationの早期アクセス版の販売は停止されている。(Steam)
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