2016年3月3日より欧米向けのサービスが開始されたMMORPG「黒い砂漠」の共同インタビューがソウルで開催され、欧米サービスの成果が明らかになった。

Daum Gamesのヨーロッパ法人によると、事前購入をしたユーザーは15万人で、3月全体では25万人が追加で購入し、合計で40万人がデジタルパッケージを購入したことになる。
また、DAU(デイリーアクティブユーザー)は20万人で、同時接続者数は9万~10万人を維持しているという。
黒い砂漠の欧米サービスはBuy-to-Play制でパッケージ購入が必須だが、課金アイテムの購入率も基準とされる11%よりも遥かに高いという。
事前購入で販売されたパッケージの80%以上は、50ユーロ以上の高額商品だったようで、サービス開始から1ヶ月で既に韓国サービスの売上高を超えたとしている。
今の流れのままであれば2016年内に販売本数が100万本を突破する可能性もあると予測しているようだ。
Daum Gamesは欧米市場でのマーケティングについて、メディアを通じたPR中心のマーケティングで、ゲームのブランディングに集中してきたとのこと。
Daums Gamesは黒い砂漠の欧米サービスは成功だったとし、韓国国内開発でもオフショア開発でも他のゲームをパブリッシングする余力が生じ、3月から今後の計画を議論していると明かした。
Daum Gamesヨーロッパ法人のキム・ミンソン氏は記者から「注目しているゲームがあるとすれば?」と質問され、「モンスターハンターオンラインに注目している」と答えた。同社がモンスターハンターオンラインの事業を行う予定はないようだが、モンスターハンターのようにIPが認知されているゲームを欧米市場に持ち込んだ時にだけできることがあるからだという。
モンスターハンターオンラインはまだ中国以外のサービスは発表されていないため、ここで名前が挙がったのは少し興味深い話だ。
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