中国のメーカーが開発中の未発表オンラインゲームが、NCSoftの「ブレード&ソウル」に似ているとして、問題となっているようだ。
そして、これとは別に本家のBlade & Soulの中国サービス名「剑灵」が使用できない危機に瀕していることが判明したのだ。
▲未発表の中国産オンラインゲーム
中国の「新一阳光文化传播有限公司」が開発したこのゲームは3Dアクションオンラインゲームを謳い、現在60%程度完成しているようだ。また、5月に中国でβテストを実施する模様。
ゲームの内容がどこまで似ているかはわからないが、雰囲気は似ているとして言いようがなく、中国の大手ゲーム情報サイト17173.comもこの問題を報じている。
传国产出山寨版“剑灵” 自称拥有合法商标 17173.com
尚、中国ではTencentが中国国内でのBlade&Soulのライセンス契約をNCSoftと締結しており、「剑灵」(剣霊)というタイトルでリリースされることが決定しているが、
2011年初頭に上海の医療機関メーカーが「剑灵」という商標を登録していたことが判明し、それまでBlade & Soulを「剑灵」というタイトルで宣伝してきたTencentは、理不尽にも「剑灵」というタイトルでのサービスができなくなる可能性があることが明らかになったのだ。
この商標権問題とパクリゲームの登場は中国のゲーマーたちにも衝撃を与えている。
中国のユーザーからは「恥ずべき行為」「これは酷い」「無価値の偽物」「インターフェイスだけ違う」「ごみだ」「キャラクターに魅力を感じない」などと辛辣な意見が相次いで寄せられている。
▼NCSoft「Blade & Soul」
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