MMORPG『ペリア・クロニクルズ』の近況報告。「いくつかの困難を経験していた」

Facebookページが8月末にオープンし、久々に動きのあった「ペリア・クロニクルズ」だが、開発チームが新たに近況を報告した。
それによると、構造設計の部分で問題が生じ、開発が難航していたが、打開策が見つかったことにより状況が再び進展できたようだ。

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Facebookページに投稿された近況報告によると、ペリア・クロニクルズの開発は継続的に進められてはいたものの、「困難を経験していたのも事実」であったという。

ペリア・クロニクルズが経験した最大の難点はゲームの構造設計上のもので、サンドボックスコンテンツは一見するとマインクラフトやシムシティのようなゲームに見えるが、プレイヤーが村や経済・社会システムを直接作成して、ダンジョンのシステムやNPCのAIやクエストをコーディングでき、ユーザーインターフェイスをプレイヤーが直接作ることができ、さらに村やフィールド、クエストの大部分が自動生成され、AIによってゲーム世界が運営できる独自エンジンを開発していたが、これに関し、一部の開発者は話にならない目標だと絶望していたとのこと。

最も難しかったのはロジックの作成で、平凡なプレイヤーでもMMORPGの世界で超越的な権限を持てる設計だったという。

長い研究期間の後、開発チームはユニークな解決策を発見し、ゲームの開発が再始動することになったようだ。

以下は近況報告の投稿から抜粋したもの。

世界を変えることができる力をプレイヤーが少しずつ分けて持つようにして、双方の契約と社会契約によって、お互いを牽制して力を集めることができる一種の「社会システム」をゲームに実装しようとしました。

他のゲームでは、狩りをしたり、採集をする感じで、ペリア・クロニクルズでは、社会システムを改善し、UIを作成し、ダンジョンを作成することができます。

また、最も困難と予想されたアイテムの組立製作の場合、現在の詳細をまとめて、具体的な例を作ってユーザーの方々でもチャットウィンドウや町の掲示板程度は、数分以内に作成できようにガイドを制作中です。

私たちは、MMORPGであれば、ゲームの中でプレイヤーが直接コンテンツを作成し、それを他のプレイヤーが楽しむことができる環境を提供しなければならないと思いました。
したがって、プレイヤーが自分で作成するコンテンツがゲーム内容のサブセットであれば、ゲーム全体は自身の部分集合であるため、最終的にはプレイヤーがそのゲーム自体を作り出すことができる方法を求めるべきだと思いました。
そのために、既に作成されて固定された世界ではなく、絶えず生成されて変化する世界が必要とし、この世界はすなわち、ペリア・クロニクルズの世界では、ユーザーの方々が作成したコンテンツを世界の一部として受け入れ、新しい世界を作っていくことができる足場を提供する空間に設計しました。

現在は、単純なシナリオやダンジョンを自動生成し、運営することができるレベルで開発がされており、実用化段階では世界観に合致する実際のクエストが生成される部分まで作って披露することができるようになります。

このような多数の悩みと研究、失敗を繰り返しながらゆっくりと、しかし着実にペリアの世界を完成させていました。

長い間、私たちのゲームを待ってくださった皆さんには恐れ入りますが、待ってくださった分だけユーザーの方々の心に報いるために絶対に諦めず、誰も行かない道、ゲームが示すことができる新たな可能性に満ちた真のペリア世界を早めにお見せできるように最善を尽くします。

長文を読んでいただきありがとうございます。

ペリア・クロニクルズ開発チーム一同

ペリア・クロニクルズ 公式Facebook

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