FF14の韓国サービス 二度目のサーバー統合の強行でプレイヤー反発。吉田Pは統合に反対していた

GameMecaによると、「ファイナルファンタジーXIV」の韓国サービスで二回目のサーバー統合が2017年1月31日に実施されるが、一部のユーザーの家が削除されるということが判明し、プレイヤーの反発を招いたという。

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  • 現在6つあるサーバーのうち1つのサーバーにプレイヤーが集中
  • 残りの5つのサーバーはプレイヤー人口が減り続けている悪循環
  • これらのサーバーではMMORPGを楽しむために必要な人口が維持されていない状況
  • 人口の少ないサーバーへプレイヤーを誘導するキャンペーンも展開したが解消されず
  • 6つのワールド(サーバー)が3つに統合されることが決定
  • 技術的な制限により、すぐには全てのデータをそのまま維持することができないために人口が少なかったサーバーのプレイヤーの家が削除されることが判明
  • 全てのハウジングエリアのデータを統合するまでに数ヶ月を要すると判断され、統合を先送りした場合人口格差がさらに顕著になるという見解
  • これを受けて家を失うプレイヤーを中心に韓国サーバーのユーザーが反発
  • 家を失うプレイヤーには補償があるものの、払い戻しをしてもらったらゲームを引退するという姿勢で不満は消えていない
  • スクウェア・エニックスの吉田プロデューサー兼ディレクターはこのサーバー統合に難色を示し、韓国運営側に積極的に反対した
  • 2回目のサーバー統合がユーザーに告知された後も吉田Pは「今からでも間に合うから撤回できないか」と韓国運営に談判
  • 結局、韓国運営側の説得によりサーバー統合は許可され、1月31日に実施される
  • 韓国サービスの1回目のサーバー統合は2016年5月に行われているが、2016年6月に韓国で蒼天のイシュガルドが発売された頃から既に2回目のサーバー統合の議論がされていた模様

ソース: thegames, GameMeca

なお、1月17日にグローバルサーバーで予定されている3.5アップデートでは、同一データセンター内であればワールドの垣根を超えてパーティ募集が可能になる機能が実装される。

【追記】韓国運営が1月12日に事情を説明

サーバー統合の一件について韓国サービスを運営するEyedentity Mobileが、プロデューサーレターライブ特別編という形で内部事情の説明を行った。

非常に重々しい雰囲気の中行われたプロデューサーレターライブでは、2015年に韓国サービスを開始するにあたって多額の投資をしたことで会社に赤字が発生し、さらに赤字の回復が容易ではなく、他の会社ならこのレベルの赤字が発生したらサービスを終了していると断言できるが、Eyedentity Mobileの経営陣はFF14を信じて最終的に利益が残る状況を肯定的に見ているためサービスを継続できていると説明した。

韓国サービスのパッチ2.5の時には、本当にサービスを終了する必要があるのではないかとも考えたという。
パッチ3.0以降で状況が良くなったのは本当で、結論としては「ファイナルファンタジーXIVの韓国サービスの将来は暗くない」としつつ、2次サーバー統合を知って傷ついた冒険者の方々には本当に申し訳ないと謝罪した。

また、韓国サービスの運営チームはわずか21名で、この体制でグローバルサーバーの先行状況の把握、ローカライズ、イベントや広告の企画、電話対応、問い合わせ対応、緊急事態に備えての待機、コスト管理、精算、チャネリングサービス、放送、統計分析、スクウェア・エニックス側との情報共有などを多数の業務を行っているという。

1つのサーバーにプレイヤー人口が集中しており、残りのサーバーはMMORPGをスムーズに進行できる絶対数に達してしなかったようだ。

サーバー統合によって、これまで積み上げてきた信頼が崩れるのはわかっていたが、状況改善のための手段として数億円かけてテレビCM等の大規模なマーケティングを行うのは会社の都合上不可能で、残された手段がサーバー統合しかなかったとのこと。

FF14はサーバーの構造が非常に安定的に設計されているため、これを拡張するには非常に多くの時間と費用と人材が必要になるという。
2.0の頃にグローバルサーバーでプレイヤーから提案されていたことがようやく4.0で実装されるというのがそれを示している。

パッチ3.3でハウジング居住区の9区~12区が開放されると、サーバー統合はさらに難しくなるため、多くの検討と議論を重ねた結果、それまでにプレイヤー人口が減少してサービス終了という最悪のケースは避けたほうが正しいと判断して、2回目のサーバー統合という決定が下されたとのこと。

3週間前という、サーバー統合が差し迫ったタイミングまで告知できなかったのは、直前まで吉田直樹プロデューサー兼ディレクターがプレイヤーの思い出を消すことは避けたいと反対していたからで、1月8日の夜9時過ぎに、”韓国の冒険者たちをよろしくお願いします”という言葉と共にサーバー統合が許可されたという。

Eyedentity Mobile側としては、FF14の韓国サービスに投資した際の赤字があるため固定費を少しでも減らさなければならないという会社の事情を鑑みた運営チームは、サーバー統合は避けられないと判断したとのこと。

▼サーバー統合の背景や運営チームやサービスの状況などが語られるという非常に珍しい放送となった韓国サービスのプロデューサーレターライブ特別編

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