10周年の「TERA」 公式『ダメージメーター(dps計測機能)』実装へ

2021年で10周年を迎えたMMORPG「TERA(テラ)」だが、近く「ダメージメーター(dps計測器)」をゲームに実装するという

2011年にサービスが開始された「TERA」は、韓国サービスが開発会社による直接運営へと切り替わった。
そのタイミングで公開されたインタビューで、TERAのシステムに「ダメージメーター」を実装する計画が明かされた。

ダメージメーターは、戦闘時の様々な情報を収集して表示する機能で、毎秒あたりのダメージ量(dps)や総ダメージ量、クリティカル率、さらには使用したスキルごとのダメージ量などを知ることができる。

TERAではこれまで、「シンラメーター(Shinra Meter)」と呼ばれる非公式のアドオンが使用されてきた。

▼非公式のアドオン
tera_shinrameter_ex.png

TERA開発のBlueholeは長年、「禁止ではないがなるべく使用しないでほしい」という立場を取ってきた。また、内部のコードを変更することでアドオンが使えないようにする対策が取られたこともある。

しかし、ダメージメーターによってクラス間のバランスが見えたり、自分のキャラクターが装備強化やビルドの変更でどの程度強くなったのかを知ることができるため、TERAのダメージメーターは必須と言われるほどになっていたようだ。

他のゲームを見てみると、World of Warcraftやエルダースクロールズオンラインではアドオンでダメージメーターを利用することができ、公式も使用を認めている。
ファイナルファンタジー14はTERAと同じように黙認という形になっているが、公式の立場としては許可はしておらず、度々ユーザー間で論争になっている。FF14の吉田プロデューサーは「公式のDPS計測機能は絶対に荒れる」と語っている
ファンタシースターオンライン2では「利用規約違反行為」として、使用が確認された場合はアカウントの利用を停止すると警告している。

賛否両論になることは間違いないものの、TERAは10年目にして公式にダメージメーターを導入する決断に至った。

現時点ではTERA公式のダメージメーターの詳細は明らかになっていないが、夏頃までには韓国サーバーに実装されるとみられる。

ソース:ZDNet

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