MMORPG「Ashes of Creation」のAlpha One Preview Weekendが開催された。本作のテストではNDAが解除された初のテストだ。
Ashes of Creation アルファ1の評判
「Ashes of Creation」のアルファ1バージョンをプレイした人々の感想は賛否両論と言ったところだ。酷評はされていないが、絶賛もされていない。
グラフィックスが期待はずれだという声や、キャラクターやモンスターのアニメーションが未完成のように感じられる、クエストが単純でMMOの典型的なものばかり、コンテンツが貧弱という声が多く挙がっている。
評価されている点では、ステータスの数値の種類が他のゲームより明らかに多く、複雑さと奥深さが期待できることや、シームレスなオープンワールドが挙げられている。
支援者から不安視されているのは、Ashes of Creationへの期待値が高まって知名度が上がれば上がるほど、大衆向けのMMORPGに変貌していってしまうのではないかという事だ。トガった仕様を切り捨てて誰もが楽しめるものに、という方向転換は望まれていないようだ。
しかし幸いなことに、まだアルファテストの初期のバージョンで改善の余地は十分あるだろう。
今回はプレビュー版だったが、今後はアルファ1、アルファ2、ベータ1、ベータ2といったテストが予定されている。
発表されたのが2016年末で、クラウドファンディングが開始されたのが2017年5月ということを考えると、まだ正式リリースまで2年はかかりそうな雰囲気だ。
アルファ1テストの本番は7月14日~8月13日に実施される予定で、クラウドファンディングの支援者と500ドルするデジタルパッケージの購入者のみが参加できる。
Ashes of Creationの特徴
Ashes of Creation最大の特徴は「変化する世界」だ。
多くのMMORPGにおいては、巨大な都市はコンテンツアップデートによってのみ追加され、プレイヤーの意志で作ったり壊したりすることはできない。
しかし、Ashes of Creationでは「ノード」というシステムにより、プレイヤーの行動によって、新しい都市が生まれて繁栄していったりという変化が絶えず行われ、世界を形成していくことになる。
さらに、それまでいなかったモンスターが出現したりといったものもノードシステムによって左右される。
また、Ashes of Creationではインスタンスダンジョンは全体のダンジョンの20%のみで、その他はフィールドに設置されたパブリックダンジョンとなる予定。
PvPは、250対250の攻城戦や、先述のノードを攻撃するもの、さらにはオープンワールドでのPvPもあるという。ギルド用の城が世界に5つだけあり、城をめぐってのGvGも予定されている。
また、本作のプレイヤーキャラクタークラスは基本クラスが8種類あり、その2つの組み合わせで決定する。例えば、「タンク」と「クレリック」の2つの基本クラスを選ぶと「パラディン」というクラスになるという仕組みだ。したがって、全部で64クラスが存在することになる。
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