吉田P FF14へのNFT導入は否定。一方で「新しいビジネスモデルでゲームが面白くなる可能性はある」

ファイナルファンタジーXIVの吉田直樹プロデューサー兼ディレクターは、2月19日に配信されたプロデューサーレターライブで「NFT(非代替性トークン)」について語った。

吉田プロデューサーは、スクウェア・エニックスの松田社長がNFTについて言及したことに触れ、NFTをFF14に導入することについては「やる気はない」と否定した。その一方で、FF14とは関係ない別のゲームにおけるNFTを使用したビジネスモデルについては肯定的な意見を述べた。また、吉田氏は機会があればインタビュー等でNFTについて詳しく語る場を設けたい意思を示した。

吉田直樹プロデューサー兼ディレクター:
NFTに対して、NFTは反対だっていう声がTwitch中心に、特に海外の人たちがすごくナーバスになってると思うんだ。まあ、スクウェア・エニックスの社長の松田が所信表明みたいな形で話を出したから、ナーバスになってるところがあると思います。

はっきりさっきも言いましたけど、FF14でも一切、ゲームデザイン上そういうものではないので、(NFTを)やる気はないので、それは安心して、もし不安に思ってるんだったら安心してほしい、それは明言しておくので。やらないです。

ただ見てると、NFTをいわゆるマイニングされたものをただ掘り返すものなんじゃないかっていう風に勘違いしてる人もすごい多いなとは思ってるんで、今度海外のインタビューで、FF14とは関係なしにね、吉田さんが考えるNFTって何ですか、みたいな機会があれば、しっかり新しいビジネスモデルでゲームが面白くなる可能性があるものだとも思っているので。

NFTに対してそれ専用のゲームデザインが必要だと思ってるんで、その辺一回こう詳しくというか、解説する機会があればね、話してみようかなとは思ってるんで。まずはね、みんなが思うような悪いことにはならないし、ゲームはまずお金がどうこう言う前に面白いかどうかとか、ファンであるっていうことが最優先だと思ってるんで、そこは安心してもらいたいです。

NFTへの言及は動画の冒頭、30:00頃から

松田洋祐社長の年頭所感については下記のサイトで読むことができる

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