オンラインRPG「原神」のバージョン2.6アップデートで新マップの「層岩巨淵」が実装されたが、そのクオリティの高さとマップデザインの巧みさから、逆に原神の将来を心配する声が上がっている。
新たに実装された「層岩巨淵」は璃月の西に位置する鉱山地帯で、地上と地下が存在している。以前から名前だけが地図に記載され、ストーリー的にも重要な位置を占めていたものの、入場することはできなかった。
【新エリア】
Ver.2.6より開放予定の新エリア「層岩巨淵」の紹介動画を公開しました!#原神 #Genshin #原神アプデ情報 pic.twitter.com/ziHa1MOTMs— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) March 18, 2022
3月30日に行われたバージョン2.6アップデートで満を持して実装され、垂直方向に広がるマップの構造や景観、多彩なギミックがプレイヤーに驚きを与えているが、あまりにも良く出来ているため一部のプレイヤーから原神の将来を心配する声が上がっている。
以下、Redditの投稿を翻訳したもの。
既に数え切れないほど言われていると思いますが、層岩巨淵はあまりにも上手く設計されているので、その凄さをどう説明したらいいのかすらわかりません。探索を始めて3日が経ちましたが、ゆっくりと進めているので、まだ地下マップの5分の1程度の所にいますが、どういうわけかこの底が知れない巨大な洞窟をもっと探索したいという衝動に駆られています。初めてドラゴンスパインを探検した頃が懐かしいですが、今度の新マップはもっと新鮮で面白いです。
今、私は原神の将来について心配しています。なぜなら、彼ら(miHoYo)が今後3年間でこのようなものを何度も何度も超えることができるとは思えないからです。国ごとに1つの特別な地域があると仮定すると、少なくとも層岩巨淵と同じくらい印象的な設計が行われるマップが、あと4~5回はあるということになります。とても想像できません。既に多すぎるほどの喜びと没入感を与えてくれたので、将来の新マップがあまり印象に残らなくても、私は原神を応援するつもりです。
相変わらず驚異的な実装スピード?
新規マップの実装に関して、もう一つ注目するべきポイントがある。それは、前回の新マップの実装からの間隔の短さだ。
原神は2022年1月のバージョン2.4アップデートでも、かなりの広さがある新規マップ「淵下宮」を実装していた。
【壁紙配布】
淵下宮エリアのデスクトップ用壁紙を配布いたします!
ぜひお好きなデザインをご利用ください!▼ダウンロードはこちらhttps://t.co/MQYloDuL4U#原神 #Genshin pic.twitter.com/q2YbMNCjY7
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) January 16, 2022
淵下宮もかなりの広さがあるマップであり、そこから3ヶ月程度で層岩巨淵のような複雑な構造を持ったエリアを追加したのは驚きでしかない。
一般的なオープンワールド型オンラインRPGやMMORPGの場合、広めの新規マップは1年に1回追加されれば良い方だ。三人称視点のフル3DオンラインRPGで、前回の実装から3ヶ月の間隔で再び広大かつ高品質な新マップを追加するようなゲームはあまり聞いたことがない。原神は昨年7月の大型アップデートで稲妻エリアを追加したばかりである。
層岩巨淵自体、かなり前から開発していたと思われるが、2022年後半には新規エリア・国家の「スメール」が実装される可能性が高く、さらなるマップ拡張を控えている状況だ。
miHoYoが今後も品質を維持しつつ、1ヶ月半に1回の間隔でコンテンツアップデートを行い、年に数回新マップを追加する開発速度を維持できるのか、他のオンラインRPGをプレイしてきた人なら心配してもおかしくないだろう・・・。
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