UO元リードデザイナー コスター氏「ゲームがネットの中で孤立した場所である時代は終わった」

ウルティマオンラインの元リードデザイナーで、新作MMO「PlayableWorlds」を開発しているラフ・コスター氏が次世代MMOの展望について語っている。

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コスター氏は、オンラインゲームもインターネット上で相互接続されるべきだと主張する。

ラフ・コスター:
我々の技術は、ソーシャルメディアの世界で実際にやり取りしたり、インフルエンサーとやり取りしたりすることができるように設計されています。ゲームが孤立した小さな場所である時代はとっくに終わっています。今や、あらゆるモノがインターネット上で相互接続されており、ゲームもそうあるべきです。

コスター氏の考えはメタバース構想に関連しているが、昨今、仮想通貨を絡めて誇大広告のように語られるメタバースの考え方ではなく、ウルティマオンラインの時代からある仮想世界の考え方に基づいたものである。

開発中のMMO「PlayableWorlds」は、クラウドベースのコンピューティングを活用し、現行のオンラインゲームにはないような、スマートなAI、高精度のシミュレーション、これまでにないレベルのプロシージャル生成を可能にするという。次世代のMMOとされるPlayableWorldsは「クラウドネイティブゲーム」であり、メタバースプラットフォームの上に構築される。

ラフ・コスター:
私たちは別の世界という夢にもっと興味を持つようになっています。プレイヤーがそこにいない時にも生きている何か。それは永続的でなければならないことを意味します。それは誰にとっても永続的な変化です。つまり、ゲーム内で何かをした場合、それが持続し、他の全ての人にとって意味がある必要があります。

コスター氏は、「開発者が管理している、ただ通過するだけのテーマパークではない」と説明している。

ゲームパブリッシャーのKakao Gamesは最近、コスター氏の会社に1500万ドル規模の投資を行ったようである。

ソース: Venture Beat

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