P2Eゲームで使用されている仮想通貨「WEMIX」が上場廃止決定で7割以上の大暴落。流通量違反により

韓国のゲームメーカーWemadeが発行している仮想通貨「WEMIX」が、重大な流通量違反による制裁で上場廃止が決定したことが11月24日明らかになった。

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海外メディアによると、WEMIXは報告書に記載された流通量を遥かに超える仮想通貨を発行しており、超過の程度が重大だと判断されたため、韓国のDAXA(デジタル資産共同協議体)が取引支援の停止を言い渡したという。

また、WEMIXに関する資料には様々な不備があり、何度も訂正や修正が行われ、プロジェクト内部の重要情報の把握及び管理能力に対する信頼を回復することが困難であると指摘された。

WEMIXが12月8日で上場廃止となるため売りが殺到。わずか1日で価格が1/3程度にまで暴落した。

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Wemade(ウィーメイド)は、「イカロスオンライン」などのオンラインゲームの開発・運営で知られる韓国のゲームメーカーだが、近年ではブロックチェーン技術を導入したPlay-to-Earn型のオンラインゲームで頭角を現していた。

MMORPG「MIR4」は、プレイしてお金が稼げる「Play-to-Earn」を掲げて一躍有名となり、Wemadeの株価は一時10倍ほどにまで高騰したほどだった。

Wemadeは独自の仮想通貨(暗号資産)である「WEMIX」を発行し、自社のP2Eゲームだけでなく、プラットフォームの利用に関して複数の企業と契約していた。

また、自社タイトルである「イカロスオンライン」も2022年になってPlay-to-Earn版が発表されていた。

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アメリカのマイクロソフトは最近、Wemadeに戦略的投資を行ったばかりだった。

ソース: THIS IS GAME

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