PC&スマホオンラインRPG「幻塔」 CBTで日本人プレイヤーの7割以上が『ソロ』でプレイしている

オンラインRPG「Tower of Fantasy -幻塔-」のグローバルクローズドベータテストが4月19日から行われているが、日本人プレイヤーの7割以上がソロでプレイしている事が、公式Twitterで明らかになった

公式Twitterに掲載された情報によると、テスト開始から3週間経過時点で、日本人プレイヤーの7割以上がソロで「幻塔」を楽しんでいるという。

その一方で、グローバルCBTで立ち上げられたギルドのうち、4割は日本のプレイヤーが立ち上げたもので、ギルドメンバー同士でプレイする割合が全世界で最も高いようだ。

また、幻塔のCBTにおいて、52.4%のテスターがレベル30に到達し、5.8%のテスターが最大レベルを達成したとのこと。

「7割以上がソロ」が意味するところ

幻塔は、協力であるにしろ競争であるにしろ、本質的には「マルチプレイ」が必須のオンラインゲームだ。

幻塔は、「原神のようなゲーム」と思われがちだが、根底にあるコンセプトや設計思想は異なり、従来型のMMO/MORPGとソーシャルゲームをかけ合わせたようなシステムを持つゲームである。

常に何人かの他のプレイヤーが自分と同じフィールドにいるMMOスタイルのオンライン要素に加えて、ゲーム側がパーティプレイを推奨するインスタンスコンテンツ、さらには複数のプレイヤーで協力することが推奨されるワールドボス、PvP、ギルド、ランキングなど、MMO/MOゲームの特徴をいくつか備えている。また、ワールドチャットでは他のプレイヤーの発言が表示される。

▼マルチプレイ推奨の「連合作戦」

▼Tower of FantasyのPvP

マルチプレイを前提とした設計がされているものの、「幻塔」の基盤はソーシャルゲームであるため、MMOのような「プレイヤー間取引」は一切できない。アイテムの取引所は存在せず、ゲーム内通貨は基本的に自分の装備を強化するために使用されるリソースだ。

おそらく幻塔の運営が言う「7割以上がソロ」は、全くマルチプレイをしていないという意味ではなく、フレンドと協力プレイをしたり、ギルドに参加したりしていないことを意味するものだろう。上記の「連合作戦」のようなコンテンツをプレイすれば、一言も言葉をかわさずともパーティプレイをしていることにはなる。

イメージ的には、MMORPGでクエストはソロでもできるが、ダンジョンやレイドは他のプレイヤーと攻略することになるのに近い。

そもそも、幻塔は「マルチプレイで仲間との絆を試したい」ようだが・・・
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幻塔のクローズドベータテストは5月21日まで実施され、正式サービスは2022年内に予定されている。

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