オンラインRPG「Tower of Fantasy -幻塔-」のグローバルクローズドベータテストが4月19日から行われているが、日本人プレイヤーの7割以上がソロでプレイしている事が、公式Twitterで明らかになった
公式Twitterに掲載された情報によると、テスト開始から3週間経過時点で、日本人プレイヤーの7割以上がソロで「幻塔」を楽しんでいるという。
その一方で、グローバルCBTで立ち上げられたギルドのうち、4割は日本のプレイヤーが立ち上げたもので、ギルドメンバー同士でプレイする割合が全世界で最も高いようだ。
#幻塔CBT
【Mi-aの観察報告🧐】Vol.2クローズドβテスト開始から3週間が経ち、Mi-aは新たな観察データを手に入れたようです!
皆さんの #おもしろデータ や、特に日本のプレイヤーさんの特徴などを色々集めてきたそうなので、チェックしてみてくださいね!
次回もお楽しみに😎#幻塔 #ToF pic.twitter.com/5ued4NXvYt
— Tower of Fantasy(幻塔)公式 (@ToF_JP) May 10, 2022
また、幻塔のCBTにおいて、52.4%のテスターがレベル30に到達し、5.8%のテスターが最大レベルを達成したとのこと。
「7割以上がソロ」が意味するところ
幻塔は、協力であるにしろ競争であるにしろ、本質的には「マルチプレイ」が必須のオンラインゲームだ。
幻塔は、「原神のようなゲーム」と思われがちだが、根底にあるコンセプトや設計思想は異なり、従来型のMMO/MORPGとソーシャルゲームをかけ合わせたようなシステムを持つゲームである。
常に何人かの他のプレイヤーが自分と同じフィールドにいるMMOスタイルのオンライン要素に加えて、ゲーム側がパーティプレイを推奨するインスタンスコンテンツ、さらには複数のプレイヤーで協力することが推奨されるワールドボス、PvP、ギルド、ランキングなど、MMO/MOゲームの特徴をいくつか備えている。また、ワールドチャットでは他のプレイヤーの発言が表示される。
▼マルチプレイ推奨の「連合作戦」
▼Tower of FantasyのPvP
マルチプレイを前提とした設計がされているものの、「幻塔」の基盤はソーシャルゲームであるため、MMOのような「プレイヤー間取引」は一切できない。アイテムの取引所は存在せず、ゲーム内通貨は基本的に自分の装備を強化するために使用されるリソースだ。
おそらく幻塔の運営が言う「7割以上がソロ」は、全くマルチプレイをしていないという意味ではなく、フレンドと協力プレイをしたり、ギルドに参加したりしていないことを意味するものだろう。上記の「連合作戦」のようなコンテンツをプレイすれば、一言も言葉をかわさずともパーティプレイをしていることにはなる。
イメージ的には、MMORPGでクエストはソロでもできるが、ダンジョンやレイドは他のプレイヤーと攻略することになるのに近い。
そもそも、幻塔は「マルチプレイで仲間との絆を試したい」ようだが・・・
幻塔のクローズドベータテストは5月21日まで実施され、正式サービスは2022年内に予定されている。
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