11月12日にPS5と共に発売された「デモンズソウル」のリメイク版だが、原作になかった開かずの扉が発見され、ついに11月20日、その扉が開かれる事になった。
謎の扉が開かれるまでの流れ
11月12日、デモンズソウルリメイク版発売。
リメイク版にはいくつかの新要素が追加されている事が判明する。
謎の扉の発見
11月14日~15日頃からプレイヤーが「謎の扉」の存在に気づく。
PS3の原作にはなかった扉で、開けることができない。
しかし、リメイク版の「フォトモード」の機能を使うことで、扉の先に何があるのかは見ることができる。
扉の先に無理矢理入ろうとするが
扉の発見から2日、扉を開けるアイテムが見つからず、ソウルシリーズのコアゲーマー達は壁をすり抜けるグリッチを利用して部屋への侵入を試みる。
しかし、バルコニーのようなエリアにも関わらず透明な壁で覆われており、裏技的に中に入る事が不可能だということが判明する。
謎のアイテムの発見
11月18日、原作になかった謎のアイテム「陶貨(Ceramic Coin)」が発見される。
デモンズソウルのリメイク版には、左右が反転した「フラクチャードモード」というのが存在し、ソウル傾向が最も白い状態と最も黒い状態でのみ、隠しアイテムである「陶貨」が見つかるようになるという仕組みが追加されていた。
開発会社のツイート
11月18日、開発会社のBluepoint GamesがTwitterに「噂の交響曲」と書き、「あなたがここに来れますように」という文字と共に、隠しエリアの画像を投稿した。
このメッセージにより、プレイヤー達は謎の扉は正攻法で開く事が可能であると確信する。
A symphony of rumors…@VaatiVidya, @maximilian_, @Distortion_2, @Lobosjrgaming, @avoidthepuddle, @KrimsonKB pic.twitter.com/bDGAstbvvc
— Bluepoint Games (@bluepointgames) November 17, 2020
謎の解明
11月19日~20日、複数のデモンズソウルコアゲーマーが謎解きを進める中、スピードランナーのDistortion2氏がついに「鍵」の入手に成功する。
嵐の祭祀場にいる「ピカピカ、キラキラちょうだい」と言ってくるカラスに、陶貨を26枚以上差し出した時に扉を開けるための鍵を交換してくれる事が判明。
「陶貨」はオンラインプレイで他のプレイヤーに渡すと壊れるという仕様があり、自力で集めなければならないが、1周では26枚入手できないため、周回プレイが必要だったようだ。
※扉の先に何が落ちていたのかについてはネタバレを避けるために動画だけ貼っておきます。
リメイク版開発会社からメッセージ
Distortion2氏が世界最速で謎の扉を開くことに成功した後、リメイクを担当したBluepoint GamesがTwitterを更新。
「これが私達がゲームを作る理由です。この体験の創造に参加できて光栄です。」というメッセージと共に、デモンズソウルのディスコードコミュニティのメッセージを添付した。
This right here is why we make games. It's an honor to be part of creating these experiences. pic.twitter.com/d8UVlb0m0l
— Bluepoint Games (@bluepointgames) November 20, 2020
Discordのデモンズソウルコミュニティからのメッセージ
この10年間は一瞬のように過ぎました。ソニーがPS3版のサーバーを閉鎖する事を発表した日、皆がこの名作を離れる時がやって来たと思いました。10年もの間コミュニティに残っていてくれたファンは、デモンズソウルを去るか、あるいは史上最高のゲームの一つであるデモンズソウルの精神を生かし続けるという挑戦をするのか、決断に迫られました。
私達の最もハードコアで献身的なメンバーが、サーバーをエミュレートしてオンラインプレイを維持できる方法を発見し、夢は現実となりました。私達が直面していた、デモンズソウルが終わってしまうという事への反抗でした。
デモンズソウルの発売からおよそ12年後、リメイクされたデモンズソウルは原作と同じくらい優れていると証明され、長年のファンへの配慮もあり、原作のビジョンに愛が加えられていました。
Bluepointが私達に作ってくれたのは、初めてプレイする人も原作と同じ精神を大切にし、愛することができる、デモンズソウルが遺した物を継承できるゲームでした。Bluepointは彼らが単なる開発者というだけでなく、ゲームのファンでもあるという事を何度も何度も証明しました。原作のゲームとそのコミュニティに向けた碑文を刻んでいてくれたのです。
『謎の扉』は、この熱心で献身的なグループがどんな謎も解き明かし、どんな挑戦も乗り越えることができるというのを証明した瞬間でした。ゲームの中で死に、ゲームも死んだと思われた。私達は成功こそが唯一の解決策だとわかっていたので正面から挑戦するために立ち上がったのです。
このコミュニティが強く成長するのを助けてくれた人達、皆、ありがとう。1万人に近いメンバーに感謝します、そして、この謎解きに参加してくれた全ての人に感謝します。あなた達は皆、親切な心を持っています。それが奪われませんように。
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