Above and Beyond Technologiesは、同社が現在開発中のMMORPG「The Repopulation」(ザ・リポピュレーション)のアーリーアクセスをSteamで開始した。

これまでも寄付を行った支援者向けにクローズドアルファテストを行ってきたが、ゲームは現在アルファ4の段階で、今回がアルファ版としては最後のテストになる模様。
Steamでのアーリーアクセス版の発売に伴いNDAが削除され、情報公開が可能になっている。
The Repopulationは、少なくとも2011年以前に発表されてから開発が続けられてきたSFサンドボックスMMORPGで、開発は当初7名程度の超小規模だった。
ゲームエンジンにはHero Engineが採用されており、少人数でのMMORPGの開発に一役買っているようだ。
開発のコンセプトには、「ウルティマオンライン」や「スターウォーズギャラクシー」などが挙げられており、プレイヤーは3つの勢力に所属したり、あるいは独立した勢力を作ったりし、勢力間のPvPをすることもできる。
また、近年のMMORPGのように決められた道を進むことなく、自由なゲームプレイが可能となっている。
アーリーアクセス版で実装されている特徴
- 決められた道を進むのを強制されないサンドボックスドリヴンのゲームプレイ
- 戦闘、外交、ローグ、エンターテインメント、貿易、ペット、サバイバルなどの75種類以上のスキルのあるスキル制の成長システム。
- 製作されたアイテムを高度にカスタマイズできるアドバンスドトレードスキルシステム
- プレイヤーはRPGモードとアクションモードを切り替えることができ、アクションモードではTPSのような戦闘が可能。アクションモードもRPGのシステム上で成り立っている。
- 家や都市の建設が可能
- プレイヤーが世界にどう反応したのかによって変わっていく動的に生成されるコンテンツ
- ユニークな3勢力PvPシステム。三番目の勢力は国家単位で同盟を設定することが許可されている。世界の大部分は完全にPvPから保護されており、PvPに巻き込まれることなくゲームを進めることも可能で、PvPは完全に任意のものとなっている。
- 高度なミッション生成システムにより、自分のキャラクターのためにカスタマイズされた終わりのないミッションが生成されるが、ミッションは強制ではない
- 他のプレイヤーとグループを組んだり作業をしたりするとボーナスが得られるソーシャル指向の機能
- 乗り物システムは自分の乗り物をアップグレードしたりカスタマイズしたり、シールドや爆弾、ターボブーストなどのアビリティを追加することもできる
- 三種類の異なるタイプのペットシステム。エンジニアリング、テイミング、ロボティクス
- パブリッククエストを変化させた形に近い、エンゲージメントシステム
- 永続的なシームレスワールド
実装予定の機能
- カスタマイズ可能なXMLベースのインターフェイスとGUI
- DirectX 11
- ハードコアサーバーのルールセット
- 包囲戦システムの再調整
- プレイヤーが作った都市の地下
- 音声の改善
- 新規プレイヤーが機能の使用をわかりやすいようにする
- 自分の都市でプレイヤー開催のトーナメント
- レイドインターフェイス
- 小額課金(アイテム課金)への対応
- City Perksシステム
- グラフィックスの改善とエフェクトの追加、全体的な洗練
- バランス調整や機能の改良、バグ修正、コンテンツ追加
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